こんにちは!
今回は北山猛邦作「千年図書館」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
ラスト1行まで何がおこるかわからない5つのミステリ。死後の世界と禁忌の谷に心を囚われた少女の物語「見返り谷から呼ぶ声」。村で凶兆があるたび若者が捧げられる図書館の秘密「千年図書館」。地球侵略中の異星人に遭遇した大学生の奇妙な日々「今夜の月はしましま模様?」。大きく奇怪な墓を村のあちこちに建てる男爵の謎「終末硝子」。呪われた曲を奏でた傷心の高校生におこる不可思議「さかさま少女のためのピアノソナタ」。
https://www.amazon.co.jp/dp/4065139643?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/9/20閲覧
・ 「見返り谷から呼ぶ声」
まあまあ良くできているというか、理屈は通っているお話ですね。
手軽に楽しめるミステリーですね。
・「千年図書館」
今回の短編集の中で圧倒的に一番ですね。
タイトルにもなりましたしね。
まさに最後の1ページで奇妙でよくわからなかった世界観が一気に「そういうことだったのか!」とわかる衝撃。
少なくともこれだけは読んだ方がいい逸品です。
・「今夜の月はしましま模様?」
よーわからないお話です(笑)
・「さかさま少女のためのピアノソナタ」
どこかで聞いたことあるんだよなあ、このタイトル・・・と思っていたら「世にも奇妙な物語」でまったく同じ話がありましたね。
まさか急にノベライズがくるわけがないですから、この作品が原作で映像化したものだったんでしょうね。
関連記事はこちら↓