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伊坂幸太郎作「クリスマスを探偵と」 感想

こんにちは!

 

今回は絵本「クリスマスを探偵と」の感想です。

 

 

クリスマスを探偵と

クリスマスを探偵と

 

 

あらすじはこんな感じ↓

 舞台はドイツ。
探偵カールがクリスマスの夜に出会った謎の男とは……?

伊坂幸太郎が贈る聖夜の奇跡の物語


大学生のときに著者が初めて書いた小説(初出『文藝別冊 伊坂幸太郎』/2010年小社刊)を自身の手により完全リメイク!

デビュー以来の伊坂作品のモチーフ、
「探偵」「男2人」「親子愛」「巧妙な構成」「ラストのどんでん返し」……
などのエッセンスがすべて凝縮された、珠玉の物語。
伊坂作品にはおなじみ、あのキャラクターの元祖とも言える人物も登場。

* * * * *

生まれて初めて完成させた短篇が元となった作品です。 ──── 伊坂幸太郎

お話の最後ではいつも呆然となり、もう一度読み直したい気持ちで胸がいっぱいになりました。 ──── マヌエーレ・フィオール

* * * * *

*挿絵について*
伊坂さんも注目し、また松本大洋さんら日本の第一線の漫画家も各所で推薦している、フランスのバンドデシネ作家であるマヌエーレ・フィオールによる描き下ろし!

 

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絵本だけあってファンタジーな内容ですね。

主人公である探偵、謎の男、浮気調査をされている男、その浮気相手と思しき女、探偵の父、母、サンタクロース。

この登場人物達の意外な真実が徐々に明らかになっていき、ハートフルな結末へとたどり着く。

 

   

 

この作品のテーマは「物事を別の角度から見てみると、新しい可能性が発見できる」ということですね。

この作品では最後まで、決定的な事実は明らかになりません。

 

ただ、「今までとは別の可能性」が示される。

人生なんて、解釈次第でどうにでも変えられる、ということでしょうかね。

 

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