こんにちは!
今回は「劇場版 名探偵コナン 11人目のストライカー」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
興行収入32.3億円を突破! 20シーズン目はJリーグとのコラボ作品!!
5人の現役Jリーグ選手の声優挑戦も大きな話題に!!
三浦知良選手(横浜FC)、遠藤保仁選手(ガンバ大阪)、今野泰幸選手(ガンバ大阪)、中村憲剛選手(川崎フロンターレ)、楢﨑正剛選手(名古屋グランパス)
ゲスト声優に、コナンの大ファンという桐谷美鈴(スポーツ新聞カメラマン役)を起用!
毛利探偵事務所に爆破予告が電話がかかってきた! ! 犯人が告げた暗号をコナンが解き爆発は未然に防がれた。だが犯人からは第二の爆破予告が! ! しかも標的は前回よりも多くの人の命だという・・・。果たしてコナンは爆発を防げるか! ?
https://www.amazon.co.jp/dp/B0094A5P52?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/5/7 閲覧
この映画、最初は正直けっこうキツイなあと思っていたんです。
あんまり面白くない方のやつじゃないか、と。
でも後半の激エモ展開のラッシュ(詳しくは後述)にかなりやられましたね!
以下、いくつかの要素に分けてお話したいと思います。
・Jリーグ
今作はJリーグとコラボした作品。
ゆえにかなりのJリーグ推し、というかサッカー推しです。
Jリーガーの方達の声の演技は、まあ、はっきり言ってけっこうキビしいです(笑)
でも彼らはサッカーのプロであって、演技に関しては素人ですからね。
誰も名演なんて期待してませんし(笑)
これでいいんです!
ただ中盤のキングカズとコナン君のやけに長いサッカーの練習場面は、コナン映画史に残る謎シーンだったと思いますね(笑)
正直、このシーン含め中盤までは「Jリーグ接待映画」だと思ってました(笑)
・犯人
劇場版のコナンの犯人と言えば、殺人の動機がクレイジーなことで有名ですよね(富士山は見えない、とかね笑)。
今回の犯人さんは、そういう点ではクレイジーとまとも、どっこいどっこいな感じでしたね(まあ犯行に走る時点でまともではないんですが笑)。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、そもそもの動機はそんなにおかしくないと思うんです。
でも、(映画なのでスケールを大きくしなきゃいけないという理由はわかりますが)「その動機からなんでそんな大それたことに!?」という感じで、飛躍しすぎなんですよね。
無関係な人巻き込みすぎだろ、っていう。
まあでも今回の犯人、よくよく考えるとほとんど(誰も?)殺してないんですよね。
盛大に器物損壊しただけでね(笑)
ちなみに、今回の犯人のアリバイ工作が全然納得いかなかったんですが、共感してくださる方はいらっしゃいませんか?(笑)
・終盤の展開
終盤、犯人の動機も分かり、もう本当に最後の、少年探偵団とコナン君が力を合わせるシーン。
ここがすごくよかった!!
前半の明らかにJリーグの選手たちの紹介のためにシーンが、サインボールが、まさかここに繋がってくるとは!
しかも選手たちにならったサッカーの技術でボールをコナン君につないでいくとは!
ここで正直無駄に思えた前半のJリーグとのコラボが意味を持ち、すごくうまいな、と思いましたね。
全てに意味があった!!という感動ですよ!!!
この終盤で一気にこの映画の評価あがりましたね!!
「Jリーグ接待映画」とか思ってすいません・・・(笑)
・ちなみに
仮面ライダー鎧武の映画作品に「劇場版 仮面ライダー鎧武サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」というものがあります。
こちらもJリーグとコラボし、題材にサッカーを取り入れたものなんですが・・・。
正直、コナンに比べると出来では圧倒的に劣りますね!(笑)
仮面ライダーファンとしては残念なことですがね・・・(笑)
冒頭にちょっとJリーガー出して、終盤でちょこっとサッカーして、終わり。
「ああ、大人の事情でねじ込まれたんだな・・・」とよくわかる作品でしたね。
しかも国内でのサッカーの盛り上がりを見越して企画されたんでしょうが、この映画が公開される前にサッカーの日本チームが敗北をし、日本でサッカーが完全に盛り下がっているタイミングで公開されるという、色んな意味で残念な映画でした。
・まとめ
すっかりコナンとは関係ない話になってしまいましたが、こちらの映画は、元々コナン君がサッカー少年ということもあり、非常にうまくサッカーという題材がマッチしていたと思います!!
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