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松浦理英子作「奇貨」「変態月」 感想

こんにちは!

 

今回は松浦理英子作「奇貨」の感想です。

 

奇貨(新潮文庫)

 

あらすじはこんな感じ↓

 男友達もなく女との恋も知らない変わり者の中年男・本田をとらえたのは、レズビアンの親友・七島の女同士の恋と友情だった。女たちの世界を観察することに無上の喜びを見出す本田だが、やがて欲望は奇怪にねじれ……。熱い魂の脈動を求めてやまぬ者の呻吟を全編に響かせつつ、男と女、女と女の交歓を繊細に描く友愛小説「奇貨」と、著者26歳の時に書かれた危うい思春期小説を併録。

 

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・「変態月」

 

併録されている短編。

 

「かわいいからこそ、愛しいからこそ、殺したくなるくらい憎くなる」。

 

そういうお話だったと思います。

みなさんはわかりますかね?この感覚。

 

 

   

 

 

自分は、正直けっこうわかります(笑)

自分の目の前にいる愛しい人が、いまこの瞬間がもっとも可愛いならば、美しいならな、もうそれ以降の人生は(自分にとっては)劣化・下落していく一方。

ならば、一番美しい、可愛い状態で殺してあげるのが、最上の愛情表現なのではないか?

 

とんでもなくエゴイスティックな考え方ですが、この感覚、分かって下さる方、いらっしゃいますかね?

 

もちろん、実際に殺したことはありませんけどね?(笑)

 

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・「奇貨」

 

男社会からはみ出した男性。

女性が好きな女性。

この二人が同居しているところから始まるお話です。

 

男性からすれば、好きになっても絶対に振り向いてもらえないわけですし、そもそも異性として好きなわけではない。

でも人間としては好きだし、その人のそばにいたいと思う。

世間体のために結婚してもいいと思うくらいに相手の事を信頼してもいる。

相手も信頼してくれている。

 

うーん、この悩ましい状態!!!!(笑)

 

そこで満足していれば良かったのに、余計なことしてんじゃねーよ!という気持ちもわかりますし、でもこの主人公が「ある犯罪行為」をしてしまう気持ちもなんとなくわかるんです。

 

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自分の知らない相手の顔。

自分には見せない表情。

自分には共有してくれない秘密。

 

それを知りたいと思ってしまう気持ちもわかるんです。

友達以上恋人未満のはがゆさ、というかね。

 

主人公はイタイやつです、はっきり言って。

でも、そのイタさが、わかってしまうんですよね(笑)

 

痛々しいくらい、そのイタさが、わかる。

だからすごく面白かったですし、すごく引き込まれてしまいました。

気になった方は是非ご一読ください!!

 

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