こんにちは!
今回は宮台真司著「宮台教授の就活原論」 の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
社会のこと、働くこと、就職活動、すべてを串刺しにした画期的就活論。これから社会に出る若者はもちろん、全社会人のための必読書。
https://www.amazon.co.jp/dp/4480432086?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2021/2/28閲覧
いわゆる「就活本」とは一線を画す本でしたね。
「お辞儀はこうしろ!」とか「こういう質問をしろ!」とか、そういうことではなく、「仕事に就く」「働く」「社会に出る」ということが、本質的にどういうことなのか、ということを教えてくれます、宮台教授が!
その上でこの本は無責任に「大丈夫だよ、頑張れば受かるよ!」みたいな話ではなく、「こういう人間はお話にならない」「論外である」とバシバシ断言してきます。
要するに、いつもの「宮台真司節」なわけなので、読み人によって好き嫌いは別れると思います。
その上で面白かったのが、「誰か何とかいってやれよ」問題。
「お前、そのままじゃ絶対就職できないよ・・・」という人とか、就活に限らずどんなことでも「そのままじゃ絶対失敗するよ・・・」という人、いますよね。
そういう人に対して、見て見ぬふりというか、「頑張れば大丈夫だよ!」みたいに無責任な言葉を投げかけるだけでいいのか!?ということを宮台教授は問題提起しているわけです。
いつか誰かが嫌われ者の役割を背負って現実を言ってやらないと、本人はいつまでも変わらないぞ!!
それでいいのか?!
と。
これ、難しい問題ですよね。
誰かが言ってあげなければいけない。
でも自分は言いたくない。
なぜなら嫌われるし、めんどくさいから。
これはどうするべきなのか、難しい問題ですよね・・・。
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