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「誰か何とかいってやれよ」問題 宮台真司著「宮台教授の就活原論」 感想

こんにちは!

 

今回は宮台真司著「宮台教授の就活原論」 の感想です。

 

宮台教授の就活原論 (ちくま文庫)

 

あらすじはこんな感じ↓

 社会のこと、働くこと、就職活動、すべてを串刺しにした画期的就活論。これから社会に出る若者はもちろん、全社会人のための必読書。

 

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いわゆる「就活本」とは一線を画す本でしたね。

「お辞儀はこうしろ!」とか「こういう質問をしろ!」とか、そういうことではなく、「仕事に就く」「働く」「社会に出る」ということが、本質的にどういうことなのか、ということを教えてくれます、宮台教授が!

 

その上でこの本は無責任に「大丈夫だよ、頑張れば受かるよ!」みたいな話ではなく、「こういう人間はお話にならない」「論外である」とバシバシ断言してきます。

要するに、いつもの「宮台真司節」なわけなので、読み人によって好き嫌いは別れると思います。

 

その上で面白かったのが、「誰か何とかいってやれよ」問題

「お前、そのままじゃ絶対就職できないよ・・・」という人とか、就活に限らずどんなことでも「そのままじゃ絶対失敗するよ・・・」という人、いますよね。

そういう人に対して、見て見ぬふりというか、「頑張れば大丈夫だよ!」みたいに無責任な言葉を投げかけるだけでいいのか!?ということを宮台教授は問題提起しているわけです。

 

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いつか誰かが嫌われ者の役割を背負って現実を言ってやらないと、本人はいつまでも変わらないぞ!!

それでいいのか?!

と。

 

   

 

これ、難しい問題ですよね。

誰かが言ってあげなければいけない。

でも自分は言いたくない。

なぜなら嫌われるし、めんどくさいから。

 

これはどうするべきなのか、難しい問題ですよね・・・。

 

 

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