こんにちは!
監督 パティ・ジェンキンス
あらすじはこんな感じ↓
DCコミックスが生んだ女性ヒーロー、ワンダーウーマンの誕生と活躍を描き、全世界で大ヒットを記録したアクションエンタテインメント「ワンダーウーマン」の続編。スミソニアン博物館で働く考古学者のダイアナには、幼い頃から厳しい戦闘訓練を受け、ヒーロー界最強とも言われるスーパーパワーを秘めた戦士ワンダーウーマンという、もうひとつの顔があった。1984年、人々の欲望をかなえると声高にうたう実業家マックスの巨大な陰謀と、正体不明の敵チーターの出現により、最強といわれるワンダーウーマンが絶体絶命の危機に陥る。前作でもメガホンをとったパティ・ジェンキンス監督のもと、主人公ダイアナ=ワンダーウーマンを演じるガル・ギャドットが続投し、前作でダイアナと惹かれあった、クリス・パイン演じるスティーブも再び登場する。
https://eiga.com/movie/88424/ 2021/1/11
まず最初に一言言わせてください。
ブルーマンデー流れないんかい!
え? 予告のあの超イカしてたブルーマンデー、なんで流れないの??
こっちは若干ブルーマンデー待ちなとこあったんですが、まさかの1秒も流れないという悲しさ。
そして映画本編もなかなか微妙というか、個人的にはけっこうモヤッとしてしまいました。
基本的には退屈せずに見れたんですが、「ええ?!」というトンデモ展開と「ええ・・・」という謎展開が多すぎて醒めてしまいました。
そのモヤモヤを吐き出していきたいと思いますら!!!
・音楽うるさすぎ問題
まず全体的に音楽がうるさすぎる!!!
「 はい、ここ泣くとこですよー」「はい、ここで笑ってくださーい」「はい今盛り上がってまーす」みたいな感じでこう、説明的過ぎて非常にうっとうしい。
わかりやすいのはいいことだと思いますが、説明過剰なのはちょっとね・・・。
・ 冒頭どした!?問題
冒頭20分、どうしたんでしょうか?一体。
まず長い割にその後の展開に特に生きるわけでもなかったオリンピックみたいなシーン。
なんなんでしょうか?あれは。
子供時代のダイアナは可愛かったけど、それ以外に何の意味があったんでしょうか?
そしてダイアナがガルガド姐さんに変わってからの最初のアクションシーン。
これがみょーにバタ臭くて何がしたかったのかよくわかりません。
もうこの冒頭二連発でかなり不安になうまてしましたよ・・・。
・それ普通にやっちゃあかんでしょ問題
懐かしの恋人スティーブと再会してテンション爆上がりだったワンダーウーマン。
特に正当な理由もなく飛行機を強奪します。
その後の花火のシーンは確かに綺麗でしたが、ワンダーウーマンがシンプルに悪事に手を染めたことが気になってロマンチックな気分になれませんでした。
・アラブのシーン、いる?問題
そもそもワンダーウーマンがアラブに行く件、いりますかね??
大したこともしてないし、そっこーで戻ってきてたし、なくても良かったんじゃ・・・。
宗教の絡みもまあ、深みが出るわけでもないし、やっぱりいらなかったんじゃ・・・。
・願い石、色々ガバガバすぎ問題
今回のキーアイテム、願いを叶える石。
これのルールがまあ、ガバガバなんです。
まず願いに制限がない! 本当にどんな願いも叶えてくれます!
それは素敵です、良いことです。
が!!!
映画の中では描かれてませんでしたが、これ願いがかち合ったらどうするんでしょうかね?
中国の故事・矛盾のように、ある人は「最強の盾が欲しい!」と願い、ある人は「最強の矛が欲しい!」と願ったらどうなるんでしょうか?
また願いを取り消す方法も簡単すぎる!
取り消した、っ宣言するだけ!
今時宅配ピザの注文取り消すのももう少し大変だと思うんですけど ・・・。
・規模デカくなりすぎ問題
物語の終盤、世界は本当にとんでもないことになります。
世界が破滅に向かいかけます。
で、その世界レベルの、危機が巻き起こる、その原因というかシステムというか、これもものすごく豪快な理屈で(笑)
なんか、ポカーンとしちゃいました。
・ゴールデンアーマー、いる?問題
今回の敵・ジャガー。
最強の鎧を持ってこないと倒せないような敵でしたかね・・・?
もちろん理屈としてはワンダーウーマンと同じパワーを持っているからってことなんでしょうが、そもそもあんまり強そうに見えない、というね(笑)
もちろん良かったところもありましたよ!
特に最後の初代ワンダーウーマンが始祖の役で出てくるところなんかは、メタ的な意味も込めてすごく良かった!
そう考えると、今回のみょーな演出ももしかしたらドラマ版のリスペクトなのかもしれませんね。
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