こんにちは!
amazon プライムビデオにて配信されている庵野秀明と松本人志の対談番組を品川ヒロシが監督した番組。
これを見ていて感じるのは、二人とも人見知りなんだなあ、ということ。
人見知りっておっさんになっても治らないのね、と絶望的な気分になりましたね(笑)
二人とも人見知りなんですよ。
だけど番組だし、対談番組だし、話さなければならない、辛いなあ、でも頑張ろ、みたいな空気感がすごくありましたね。
演出意図がよくわからないんですが、一つの話題が終わってから、次の話題に移るまでの探り合いの時間ってあるじゃないですか。
そこをなぜか残しているんですよね、この番組。
だからなんかこう、見ていていたたまれない気持ちになる。
頑張れ!おっさん!と(笑)
あと、これは対談ではない(笑)
なぜなら基本的に松本人志が庵野秀明に質問しているだけで、庵野秀明から松本人志への質問(興味?)がないから。
だから基本松本人志からの質問を庵野秀明が答え、その間隙をぬって松本人志がちょっとお笑いの話をする、という感じ。
そこらへん、松本人志を期待して見た人はちょっとがっかりかもしれません。
「松本人志はインタビュアーじゃねえ!」ってなっちゃうかもしれません(笑)
ただ松本人志がインタビュアーみたいになってしまうのは、彼が気を遣う人だからこそ。
というか、沈黙が怖い人のような印象を受けました。
芸人やタレントならベテランとしてやりやすいのでしょうが、異業種の芸術家となると、番組のホストとして頑張ろうってな感じで、かなり気を遣って緊張(?)しているように見えましたね。
それに対して自分を貫く庵野秀明の自由さよ。
あまり興味の話題は「はい」とか「ええ」とか「そうですね」くらいしか言わないのに、「ウルトラマン」や「仮面ライダー」の話題になると饒舌なこと饒舌なこと。
やはりそこはオタク四天王の一人の面目躍如というかね(笑)
安野モヨコ作「監督不行届」に出てきた監督くんの雰囲気を少し感じることができましたね。
「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」のヒントが得たい人には、何か庵野秀明が「仮面ライダー」や「ウルトラマン」において何を面白いと思っているのか、その片鱗はつかめるかもしれません。
まあでも、二回目は見ないかな(笑)
関連記事はこちら↓