こんにちは!
今回は「無敵超人ザンボット3」のお話です。
ガンダムで有名な富野喜幸が総監督を務めた異色のロボットアニメですね。
(彼の作品はいつも「異色の」という修飾語がついている気がしますが笑)
みんなのトラウマ「人間爆弾」や、敵を倒しても感謝されない主人公達、ぶっ壊しても元に戻らない建物等々、「ロボットアニメが現実になったら」を徹底的にリアリティを追求したのがこの「無敵超人ザンボット3」。
名作と名高いこの作品をやっと最後まで見終わったわけですが、その最終回に度肝を抜かれましたね。
今まで一緒に戦ってきた仲間たちが特攻、「そもそも主人公はなぜ戦っていたのか?」を根底から覆すというか、問い直すようなラスト。
そしてラストの一見ハッピーエンドに見えるがしかし非常に皮肉を感じさせる幕切れ。
この悲しすぎるというか非常にシニカルなラストにももちろん度肝を抜かれましたが、もう一つびっくりしたのは「GANTZ」という漫画の最終回がそっくりだったこと。
これは「GANTZ」最終巻の筆者インタビューにも書いてあったことですが、実は「GANTZ」の作者・奥浩哉もこの「ザンボット3」のラストに非常に影響を受けたそうなんですよね。
で、「GANTZ」という40巻近く続いた作品のラストを、「ザンボット3」のオマージュにした、と。
これは読んでいただいたらわかるんですが、本当にまんまなんですよね。
パロディというかオマージュというかね・・・。
「GANTZ」が好きな方は「ザンボット3」を、「ザンボット3」が好きな方は「GANTZ」をそれぞれ読んでみると面白いかもしれません。
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