こんにちは!
今回はアニメ「コンクリート・レボルティオ 超人幻想 THE LAST SONG」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
超人は無垢なるものを救う ならば超人を救うものは誰か 彼らの名は『超人課』
現実世界とは異なる歴史をたどり、「神化」という元号を冠する時代の日本。過去に大きな戦争を経験し国土は灰燼と化したが雄々しく復興。「戦後」から20有余年が経過した現在、人々は高度成長期を謳歌していた。
この時代、世界各地では「超人」達が自分達の信念に基づき日々行動しており、社会に大いなる貢献をしている者も多いが、同時に大いなる脅威となりうる危険な者も、それらと同等にいた。
日本政府は超人達に普通の人間達が営む秩序を破壊されないよう、「超過人口審議研究所」を設立。超人達が道を踏み外す前に発見確保保護することにした。
「超人課」と通称されるこの組織に所属する者達は、やはり多くが超人であるが、一人だけ異能ではない人間もいた。その名は「人吉爾朗」。彼は何を思い、日々職務に勤しむのか。
ここに、超人達が繰り広げる饗宴が始まろうとしていた。
いまいち話題にならなかったオリジナルアニメの二期ですね。
個人的にはめちゃくちゃ面白かったんですが、このアニメは色々分かりづらいところがあったので、そのせいでそこまで浸透しなかったのかなあ、という感じですね。
ということで、このアニメの「ここが面白いけどわかりづらい!」という点を三点レコメンドしたいと思います!!
①時系列
一応「神化〇〇年」と出るっちゃ出るんですが、ある程度頭の中で整理しておかないとよくわからなくなってきます。
公式サイトで簡単に時系列順に出来事をまとめたものがあるので、それをチェックするのもありです。
②元ネタ
このアニメは「もし昭和のアニメや特撮のヒーロー・ヒロインがすべて現実にいたら?」という発想が出発点になっています。
なので、ほぼすべてのキャラクターに元ネタがあります。
それがわかると非常に楽しいんですが、逆にわからないと「何こいつ?」となってしまうかもしれません。
元ネタとなった作品を実際に見てみるのが一番ですが、それはさすがにめんどくさいですし膨大な量ですので、ネットにある元ネタまとめ、みたいなものをサラッと見ておくだけでも違うかもしれません。
ちなみに個人的にグッと来たオマージュは「ロボット刑事K」ですね(笑)
③テーマ
今回の3つの中では、テーマが一番わかりやすいかもしれません。
キャッチコピーや最終二話などでわりと分かりやすく提示されますからね。
そのテーマとは「大人になってもヒーロー・ヒロインなんかにこだわってるの?いい加減卒業したら?
なーんて意見にはまったく同意しないぜ!
昭和のヒーロー・ヒロイン最高!
誰にも文句は言わせねえ!」
というもの(笑)
原作者が檜川さんですからね、テーマはまず間違いなくこれでしょう。
ちなみにこのテーマ、完全に同意です!
昭和のヒーロー・ヒロインも良いものです!!
・まとめ
この作品をすんなり楽しめる一番の層は「怪獣ブーム」(一次・二次問わず)を体験してきたおっちゃん世代だと思うんです。
が、なかなかその層にまでは行き届いていないのが非常に残念。
かつて仮面ライダーに、ウルトラマンに、サイボーグ009に、はたまたゴジラに(?笑)あこがれたおっちゃん達に是非見ていただきたい、隠れた名作です!!
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