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珠玉の短編集とはこの事だ!!! 穂積作「式の前日」 感想

こんにちは!

 

今回は穂積作「式の前日」の感想です。

 

式の前日 (フラワーコミックスα)

 

あらすじはこんな感じ↓

 双子の兄弟、ワケありの親子、結婚をひかえた男と女…。“ふたりきり”という情景を温かく、鮮やかに切り取った珠玉の短編よみきり集。新進気鋭の著者・穂積のデビューコミックスにて最高傑作。

 

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たまたま、事前情報も評判も一切リサーチせずに読んだ漫画が面白かったら興奮しますよね。

テンションあがりますよね。

 

今回ご紹介するこの「式の前日」もその類で、なんとなく読み始めたらあまりの面白さにびっくり!

読了した直後に気に入った話をもう一度読み直すくらい素晴らしかった!!

 

ということで、それぞれの短編の感想を細かくお伝えします!!

 

・「式の前日」「それから」

表題作にしてこの短編集のスタートを切るお話「式の前日」。

これがねえ、思わず「そっちかー!!」と言いたくなるあるトリックが施されていていいんですよね。

ひと手間かかってるというか。

ある意味漫画だからこそできる叙述トリックに感服します。

そしてその後日談である「それから」。

これも「式の前日」の後日談である意味が構造的にもある作品なのでGOOD!!!

 

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・「あずさ2号で再会」

これも上の二作品と同じく「先入観」で読み始めると最後の最後にほろりと泣かされるお話です。

この作者さんは読者が無意識のうちに持ってしまっている偏見のようなものをうまーく利用してくるのが泣けますね。

 

 

・「モノクロ兄弟」

少女漫画でよく(というほどでもないけれども)ある「双子の兄弟が一人のヒロインを奪い合う」という物語の「その後」を描いた作品。

ヒロインの葬式で久々に再開する兄弟。

二人の中で生き続けるヒロイン。

果たしてどちらが好かれていたのか?

老境に達しているからこその落ち着いた雰囲気がとても良い一本です。

 

 

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・「夢見るかかし」

今回の短編集で唯一の前後編の作品。

そしてこの短編集の中で一番好きなお話でもあります。

妹が結婚していく兄の喜びと寂しさにものすごく感動してしまいました。

「式の前日」とある意味で裏表な作品なのですが、この作者は「兄弟」や「親子」の間にある(広い意味での)愛情というものを一貫して描いている気がしますね。

 

 

 

・「10月の箱庭」

今回の短編集の中で一番ファンタジー色の強い一本であり、異色でもある作品です。

もちろんきちんと面白いのですが、オチがけっこうトリッキーなので(まああの結末っをどう解釈よるかによるとは思いますが)「おお、そうきたか」となりますね(笑)

 

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