こんにちは!
今回はドラマ「野ブタ。をプロデュース」のお話です。
あらすじはこんな感じ↓
ベストセラー小説をドラマ化した捻りの利いた異色の青春群像劇。私立隅田川高校2年B組の桐谷修二(亀梨和也)はノリのいい自らを演じることによって、クラスでの人気者のポジションを確立している。そんな修二にとって、とことんウザイ存在としてクラスでも浮きまくっている草野彰(山下智久)には調子を狂わされっぱなしだが、彰は修二のことを親友だと思い込んでいる。そんなある日、小谷信子(堀北真希)という転校生がやって来た。暗くて不気味な信子は早々不良グループからイジメられることに。見かねた修二は彰とともに、イジメられっ子から人気者へと生まれ変わらせるべく、信子をプロデュースすることを引き受ける。 原作のエッセンスを散りばめつつも、設定やエピソードは随所に読み替えているのだが、むしろ修二や信子はより人間味のある魅力的なキャラクターに深められているあたり、これぞ連続ドラマならではのよさと言えるし、ディテールにまで手厚い脚本の妙には唸るしかない。ほろりとさせるような友情模様や人生訓も意外なほどにてんこ盛りで、シュールでニヒリステックなドラマを予想するといい意味で裏切られることに。亀梨和也、山下智久、堀北真希の好演はもちろん、工夫を凝らした映像美の数々も見逃せない。繰り返し見たくなるような含蓄のあるドラマである。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000BR6G7I?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/8/16閲覧
今、あまり良く無い方向性で話題のジャニーズ二人が主演のドラマです。
これが面白かった!!
自分は再編集版である特別編を見たんですが、前から噂には聞いてた面白さ!!
ジャニーズ主演だからと舐めてかかっていたことを後悔しています。
さて、このドラマですが、なぜ面白いのか第3回目くらいで気づきました。
これは「男女逆転少女漫画」なんですね。
(もう10年以上前のドラマなので語り尽くされているでしょうし、この視点での論も出ているとは思いますが、一応書きます笑)
どういうことかというと、このドラマの簡単なあらすじは「イケメン主人公二人組が、いじめられっこの女の子を人気者にプロデュースするために奮闘する、笑いあり、涙ありの学園ドラマ」といった感じ。
このあらすじ、なかなか斬新だなあ、と最初は思っていました。
しかし、このあらすじを野ブタ(=いじめられっこの女の子)視点で書くとこうなるんです。
「転校先でもイジメられた私を、ある日突然イケメン二人組が助けてくれた!
しかも二人とも私のことが好きみたい!?
友情か恋愛か、どっちを取るか迷っちゃう!」
(野ブタはこんな口調でしゃべらないけどね笑)
そう、実はこれってめちゃくちゃよくある少女漫画のパターンですよね(笑)
つまり、「野ブタ。をプロデュース」というドラマは「よくある少女漫画のパターンを、通常イケメンに惚れられる女の子が主人公なところを、女の子に惚れるイケメン男子を主人公にしたところが新しかった」んだと思うんです。
ジャニーズ主演ということが先に決まっていてこういう企画が出来てきたのか、それともこういう企画ができてジャニーズを起用したのかはわかりませんが、視点を少し変えるだけで面白くて新しいものを生み出すことができる好例だと思います!!
関連記事はこちら↓