こんにちは!
今回は漫画版(貞本版)「新世紀エヴァンゲリオン 17・18話」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
西暦2000年、南極に隕石が落下。かくして有史以来の大カタストロフィー「セカンド・インパクト」が起こった。それから15年、新たな危機が人類を襲う。「使徒」襲来である。使徒に対抗すべく、人類は汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」を開発。そして、パイロットに選ばれた「3人の少年少女」たちの戦いが、今、始まる――。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00932MR3O?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/4/21閲覧
説明不要の国民的アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズ。
その完結編となる「シン・エヴァンゲリオン 劇場版」に向けて、漫画やアニメを見直そう!というのがこの記事です。
すでに漫画もアニメも10回以上繰り返して見たり読んだりしているので、もはや初見時のような新鮮な感想はないのですが(笑)、改めて再読・再見して気づいたことを書いておきたいと思います。
・21話 「ネルフ誕生」
セカンドインパクト前後や、ゲヒルンからネルフへ至る物語が描かれます。
まず大事なのは、六分儀ゲンドウ(コミュ障シンジ君が悪い方にこじれたみたいなねじくれた性格してます)が碇ユイ(どこに可愛さを見出した?笑)の家に婿入りをした、ということ。
それはユイのバックにあるゼーレに取り入るためだったと言われていますが、そもそもなぜユイの家にゼーレとかかわりがあったのかは謎ですけどね。
ただ、ゲンドウにしろユイにしろ、最初はお互い何らかの目的があって近づいたんでしょうが、最終的には本当に愛し合うようになっていったんでしょうけどね。
じゃなかったら死んだ妻のために世界を滅ぼそうとしませんからね。
新劇場版だと、綾波ユイが碇ゲンドウと結婚して名字が変わったことになっていますから、ここは大きな変更ポイント。
これについては、この動画を見るとその理由がよくわかりそうです↓
そして、ミサトさんの過去も判明。
セカンドインパクトのショックで2年以上口を開くことができなかったそうです。
今の明るいミサトさんはその反動なのか、それともセカンドインパクト前の性格を取り戻したのか。
またエヴァで面白いのは人の呼び方で、過去パートではずっとゲンドウが冬月「先生」と呼んでいたのを、自分の部下になると分かった瞬間に「冬月」と呼び捨てにするんですよね。
またミサトとリツコも、プライベートの時は名前で呼び合いますが、仕事上の関係性になるとそれぞれの立場で呼び合うんですよね。
それがリアルで面白いですよねえ。
・22話「せめて、人間らしく」
シンジ、ミサト、アスカの三人の重苦しい食卓。
やだわあ、この空気(笑)
こんな空気で食事しても絶対美味しくないよ・・・(笑)
さらにリツコとミサトさんも女同士のイヤーな陰湿な会話でギスります。
その中でも一番心がやられているのがアスカ。
生理で精神が不安定になっているところに、使徒による精神汚染。
そして明かされる精神の闇。
母が自殺したことで、周囲の人々を一切信用せず、強い(強すぎる)自立心と自尊心で自分をなんとか保ってきたアスカ。
その一方、使徒を倒すために宇宙空間に投擲されたロンギヌスの槍。
ロンギヌスの槍と月。
ここら辺は新劇場版でも重要になってきそうですね。
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