こんにちは!
今回は「エウレカセブンAO Final Episode : One More Time -ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン」の感想です。
「エウレカセブンAO」最終話のラストシーンまでの物語を補完し、その後を描く物語。
これをもってエウレカセブンAOは真に完結する、というべきでしょう。
エウレカセブンAO完結編(23・24話)はエウレカ、レントン、アオの三人の「親子の物語」にピリオドを打ったお話でした。
それはいわば「エウレカセブンシリーズとしてのエウレカセブンAO」を完結させた作品と言えるかもしれません。
それに対して本話は「エウレカセブンAOという一本のアニメ」を完結させた物語というか。
完結編ではあまり出番のなかったAO出身のキャラクター達をしっかりと描き、彼らの人生に世界に存在しない人間となったアオが干渉し、彼らに記憶され、そして迎え入れられる。
それはテレビシリーズで描かれたアオが元いた世界ではないですが、ラストでアオは仲間達と再会し、そこから新しい物語を紡いでいくのでしょう。
そういう希望を感じさせるラスト。
そしてトゥルースと二人で時間を移動しまくり、世界の歴史に介入していたアオが、やっと自分の存在を認識してもらい、大粒の涙を流す。
ここを見ると、やはりアオは寂しかったんだな、と。
テレビシリーズのラストではやっと会えた両親と決別し、自分の身を捨てて世界を守ったアオ。
それは主人公として素晴らしい行為ですが、あまりにも自己犠牲が過ぎたところもあります。
それが救済されたのはやはり素晴らしいですし、スッキリします。
だからこそラストに出た「完」の文字もすんなりと受け入れられる。
これはパチのおまけ映像にしておくのはもったいないですよ!
と、スタッフも思ったのか(笑)、サミー公式チャンネルにて全編配信中でございます。
気になる方は是非↓
正直、これを見ないとエウレカセブンAOは真の意味で完結しません。
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