こんにちは!
ついに本日!
本来の予定から2年ほど遅れて「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」三部作の完結編・「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」が公開となります!!!
ということで、その復習として「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1」を再度鑑賞(もう5回目くらい)、その感想と考察をお届けしたいと思います!
・感想
公開当時に劇場にて4DXで鑑賞したという思い出補正もあってか、今回も面白かったなあ・・・。
その当時の思い出話はこちら↓
で、これは後に書く考察にもつながりますが、冒頭の新作パートである「サマーオブラブ」の描写にも新発見がいくつもありましたし、レントンのパート(TVシリーズの映像を使い回しているパート)も、これまた後で書きますが、「ANEMONE」を経てから見ると「そうだったのか!」と思うことしきりでしたね。
なので公開当時は「手抜き」だの「わけわからん」だの「改悪」だの「パチンコのために適当なもの作りやがって」だの、実はけっこう評判が悪かった本作ですが、「ANEMMONE」を見てから再見すると、色々考えられて作られていることがわかるんですよね。
そして何よりレントンの新作パート!
ここは冒頭の「サマーオブラブ」が終わった後、レントンパートの最初と最後に挿入されるんですが、ここがとにかく素晴らしい!!!!
エウレカセブンらしい少年の青臭い台詞!
それは放送から10年が経っても変わっていないわけで。
そして自分が本当に大好きな最後の最後のシーン。
レントンの台詞とBGMが重なり、それが主題歌である「グローリーデイズ」に繋がってエンドロール!
この流れがほんと好きなんですよねえ・・・。
・考察
以前こんな記事を書きました↓
これで書いたことをさらに深堀りしていきます。
まず冒頭の「サマーオブラブ」の最後の方。
シルバーボックスにアドロック、エウレカ、デューイ、ホランドが集結するところがありますよね。
あそこでシルバーボックスが覚醒し(スカブコーラルとかトラパーとかアクペリエンスとか、詳しい用語はわかりませんので曖昧な表現になってます笑)、「次元の壁」が開きます。
ここでデューイは外の世界(「ANEMONE」の世界)に移行したと見るべきでしょう。
だからデューイは「ANEMONE」で囚われていたわけですね。
そして実はアドロックも死んだのではなく、「ANEMONE」の世界、あるいはそれともまた別の世界に飛ばされたのではないか、という気がします(これは根拠なし)。
さらに言うと、ここで別次元の壁が開くのですが、この時に地球が二つ確認できるんですよね。
これは「TV本編」と「ポケットが虹でいっぱい」の二つの世界と見るべきか、それとも「エウレカAO」のクォーツガンの影響で生まれた数多の世界の二つと見るべきか、そこら辺は判断できません。
つまり分岐した世界は二つしかないのか、それとも無数にある分岐世界のうちの二つがたまたま見えていただけ(見えていないところにも別の地球がいっぱいあるということ)と判断すべきか。
これは「ANEMONE」で「エウレカセブンAO」やらコミックやらゲームやら、様々な展開をすべて包括したので、やっぱり後者なんですかねえ。
「AO」には前述したクォーツガンという超便利な歴史改変装置があるので、歴史はいくども繰り返され、そのたびに新しい世界(=地球)が生まれている、ということなのでしょうか。
まあとにもかくにも「サマーオブラブ」で別次元・別世界への扉が開き、デューイはこの時に別次元へ移行した、というのは間違いがないでしょう。
そして「ANEMONE」を踏まえて分かることがもう一つ。
今作で度々出てくる「PLAYBACK]「FORWARD」というのは、死の運命から逃れられないレントンをエウレカを救うために世界を何度もやり直している、ということ。
これは「ANEMONE」のパンフレットにも書かれていたそうなので、間違いがない。
ここら辺を踏まえて、この「ハイエボリューション1」を見直すと色々と発見があって楽しいと思います。
是非再見を!
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