こんにちは!
今回はアニメ「琴浦さん」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
琴浦さんはどこにでもいる普通の女の子。
でも、実は他人の考えていることがわかってしまうのです。
そんな彼女と彼女にぞっこんラブの真鍋くんと、とりまき一同による、
笑いあり、萌えあり、癒しあり、ポロリはないけどホロリはある。
そんな学園ファンタジー
https://www.amazon.co.jp/dp/4896373707?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/9/10閲覧
巷では「1話がピーク」なんて不名誉なことを言われたりもしているアニメ作品。
1~3話は主人公・琴浦さんをめぐるかなり重く、シリアスな物語が展開し、それ以降の4話からは、時々シリアスが顔をのぞかせるものの、基本的にはドタバタコメディなアニメになります。
たしかに1話を見た時の衝撃が、それ以降のお話で訪れることはありません。
しかし、物語が進めば進むほど、今までほとんど人に心を赦すことができなかった琴浦さんが、真鍋君という絶対的に信頼できる男の子との友情・愛情を深めていく。
今まで暗く、固く閉ざされた彼女の心が、真鍋君という彼女にとってのヒーローの活躍によって溶かされていく。
だからこそ、物語はもうシリアスにはなりえないのです。
彼女の心には、真鍋君や部活のみんなというストッパーがあり、それゆえ1話のように暗黒の底に落ち込むことがない。
つまり、「1話がピーク」というのは、彼女の心の闇が「1話がピーク」なのです(笑)
それでいいんです。
これは本来、ハートウォーミングなお話なんですから!!
特にこの物語の核となるのが真鍋君。
彼がねえ、古い言葉で言えば「快男児」なんですよね。
ちょっぴりエロスなところはありますが(笑)、彼は人の心がよくわかり、周囲の人が傷つくのをだまって見ていられない優しい人間であり、同時に時と場合と必要によっては道化役に徹することもできる。
その彼の活躍により、琴浦さんと彼女のお母さんの関係性も解決していく。
ここら辺の展開は見ていて本当に心が洗われます。
「1話がピーク」だなんてそんなことは絶対にありません!
最終話まで是非見ていただきたい、心が温かくなる作品です!!!
関連記事はこちら↓