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映画「魔女見習いをさがして」 感想

こんにちは!

 

今回は映画「魔女見習いをさがして」の感想です。

 

 

面白かったです。

退屈はしなかったです、約1時間半。

おジャ魔女どれみの直接的な後日談ではなく(それは小説シリーズでやってますしね)、あくまで「おジャ魔女どれみ」リアタイ世代のかつての女児たちが大人になり、就活だったり、恋愛だったり、仕事だったり、そういう現実のエトセトラに悩む日々を、おジャ魔女どれみの「思い出」が救ってくれる、というお話。

 

 

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おジャ魔女どれみというコンテンツによって救われる話を、かつておジャ魔女どれみを作っていたスタッフが作るという、ある意味では究極の「自画自賛」映画。

 

デジモンおジャ魔女、初期プリキュア

ここら辺を体験していた世代を狙い撃ちしたコンテンツが最近定期的に出てきていますが、そのなかでは比較的まともというか、優等生的に作られた作品だったなあ、と。

ちゃんと出来てますし、ちゃんと映画してます。

 

ただ、疑問に感じる部分がなくはない。

ということで、大まかにわけて二つの疑問点について語りたいと思います。

 

 

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おジャ魔女どれみである必要はあったか?

 

上記したように、今作は「おジャ魔女どれみ」の後日談や続編ではなく、あくまで我々がいる現実世界(おジャ魔女どれみが放送されていた世界)を舞台にしています。

そのため、どれみちゃんをはじめとしたおジャ魔女どれみのキャラクターは全然出てきま

せん。

 

シルエット含めトータルで10分出たか?という程度。

おジャ魔女どれみ」で描かれた魔法(っぽいもの)は出ていますが、それもまあ、一応、という感じで。

おジャ魔女どれみという作品の空気、コンテンツの雰囲気を感じることはできますし、おジャ魔女どれみ好きの仲間と「そうそう!わかるわかる!」という気分にもなる。

 

ですが、これ、おジャ魔女どれみでなければいけなかったのか?

別に「明日のナージャ」だろうが「ふたりはプリキュア」だろうが、成立する話ですよね。

要するに、子供の頃「女児向けコンテンツ」に励まされ、大人になってもそれが好きで、それがきっかけで仲間が出来て、自分の進路も決まりました、人生が少し好転しました、って話。

そこにおジャ魔女どれみであることの必然性は、ない。

 

決しておジャ魔女どれみというコンテンツを批判しているわけではないし、人生に寄り添うという意味では合ってるとは思うのですが、おジャ魔女どれみが題材じゃなければ成立しないか?と言われるとそこまでではない。

良くも悪くも、話が普遍的すぎる。

 

簡単に言えば、さすがにもう少しどれみちゃん達が見たかった(笑)

もう少し出せたでしょ?(笑)

ノスタルジーにちょっと頼りすぎてませんか?

 

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・アニメである必要はあったのか?

見ていてずっと疑問に感じていたこと。

これ、実写でもできるよね?

というか、実写の方がむしろ映えるのでは?

 

どうせ現実世界を描くなら、いっそ実写にしてしまって、主人公3人が子供の時だけアニメにするとか、そういう表現方法の方がむしろノスタルジーが刺激されたような。

内容も基本観光してるし、いっそどっかの自治体と組んで補助金でも引っ張ってきて、どれみの街とか言って町おこしもかねて企画ぶち上げちゃえばよかったんじゃ・・・(笑)

 

いや、アニメの作画はさすがの劇場用東映アニメクオリティだと思ったんですが、別にアニメである必要ないよね?これ、っていうね(笑)

 

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