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西尾維新作「JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN」 感想

こんにちは!

 

今回は西尾維新作「JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN」 の感想です。

 

 

 

あらすじ↓

VS JOJO第2弾! 西尾維新×DIO(ディオ)ッ!!
JUMP j BOOKSがおくる小説化企画VS JOJO第2弾! 執筆は西尾維新!! 主人公は…ジョースター家にとって、いや、世界にとっての敵、最悪の男“ディオ”!!

 

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西尾維新×ジョジョ

もう、この組み合わせだけでめちゃくちゃワクワクしますよね。

しかも主役は、あのディオ!

ディオが自分自身の心情を吐露し、彼が登場したストーリーの裏側で何を考えていたのかがつぶさに語られる!

本編では強烈な悪役と言うか、絶対的な存在に感じられたディオですが、実は彼も彼なりに悩んだり、悔やんだリ、期待を裏切られて失望したりしていた、という。

 

けっこう意外でしたね。

ディオ様、こんなこと考えていたんだ!っていう。

特に彼自身が自覚しているのかどうかはわかりませんが、プッチ神父だったりジョナサンだったり、そういった人たちに対してほのかに友情を感じているらしいところがかなり意外でしたね。

しかも、一人で生きていけそうなディオ様ですら、実は友情を求めている節があるという。

ディオですらやはり、友情がないといきていけない、ということなのでしょうか・・・。

 

そしてもう一つ。

ディオの父親と母親というバックボーンが語られたのも面白かったですね。

母親は聖人君子で父親はどクズ。

そんな環境で生まれたからこそ、ディオはどこか人を惹きつけるカリスマ性と邪悪さの両面を兼ね備えているのでしょうね。

 

ということで、ディオというキャラクターをより深く知ることでできた作品でした!

あとがきにも書いてありましたが、いつもより西尾維新風味はだいぶ抑えられていた印象でしたね。

 

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