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政治的なことを言い始める時と宇宙の事を歌い始めた時のがっかり感 心に残った言葉シリーズ

こんにちは!

 

今回は若林正恭著「ご本出しときますね?」に出てきた言葉です。

 

それがこちら!

政治的なことを言い始める時と宇宙の事を歌い始めた時のがっかり感

 

うーん、わかるわあ(笑)

歌手、役者、芸人、小説家・・・とにかく表現に関わっている人がそういうこと言い始めたらなんかガッカリですよね・・・。

 

最近だと「ウーマンラッシュアワー」とかね。

rimokongetao.hatenablog.com

 

そういうことを主張するのは百歩譲るとしても、その内容が浅はかだと本当に醒めますよね。

「ああ、この人バカだったんだ・・・」ってなっちゃいますし(笑) 

MCU入りも果たしたヤベーやつ! 映画「ゴーストライダー」 感想!

こんにちは!

 

今回は映画「ゴーストライダー」の感想です。

 

良い映画ですよ、こりゃあ(笑)

 

物語がけっこう綺麗な感じで終わるとか、バイクアクションシーンがカッコイイとか良い点は多くありますが、何より素晴らしいのが(アメコミ大好き)ニコラスケイジがゴーストライダーに変身した後のシーン。

 

ゴーストライダーがつかみかかると、炎をバックに今まで苦しめられた人々のビジョンが浮かび上がるという(プレステ初期のような)演出が非常にチープでグッド。

 

さらに!

炎を纏ったゴーストライダー&バイクが街を爆走するシーンも痺れたなあ。

超高温になったバイクが一瞬で通り過ぎると、街の看板やら電柱やらが「ぐにゃーん」と曲がる演出のすばらしさ!

 

いやあ、本当に良い映画ですよ、「分かってらっしゃる」というかね(笑)

マーベル出身のこの「ゴーストライダー」もMCUに参戦しましたし、MCU好きの皆さんには是非お勧めの映画です! 

 

 

 

 

注・この映画自体がMCUに組み込まれたわけではありません。

まさかのBL展開・・・! ウルトラマンタイガ 15話 キミの声が聞こえない 感想

こんにちは!

 

今回はウルトラマンタイガ15話「キミの声が聞こえない」の感想です。

ウルトラマンタイガ DXタイガスパーク

ウルトラマンタイガ DXタイガスパーク

 

 あらすじはこんな感じ↓

E.G.I.S.に依頼に訪れた少年・カンタ。

彼は小さな珍獣モコを探して欲しいと言う。

だが、モコはチブル星人の科学者マブゼに囚われていたのだった! そんな時、マブゼによってベリアル因子を植え付けられた培養合成獣スカルゴモラが襲いかかってくる。スカルゴモラを倒さんとするタイガだったが、力を求めるうちに彼の身に異変が起こり始める……!?

 

https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/taiga/episodes/ 2019/10/12閲覧

 

今回はかなりヘビーな回と言っていいでしょう。

冒頭から主人公は同僚に怒鳴り散らし、小学生を𠮟りつけるという精神不安定感MAX状態。

実はそれは怪獣のリングを使うことで闇が蓄積していき、それが極に達してしまったため。

いわゆる闇落ちですね。

女神に呼ばれた現代最強、闇堕ち勇者を倒しに異世界へ (角川スニーカー文庫)
 

そしてそれを仕組んだのはもちろんあの邪悪なウルトラマントレギア。

 

今回のお話のラストではついにヒロユキとタイガが分離され、トレギアの手に落ちてしまいましたね。

それにしても、あのトレギアのねっとりボイス(CV 内田雄馬)で「君と僕とでバディー・ゴー・・・」はエロすぎるのよ(笑)

 

HORIZON <CD+BD盤>

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バディーゴーがなんか意味深な言葉に聞こえてくるじゃないか・・・。

 

そんなBL妄想話は置いといて(笑)、今回異彩を放っていたのは、一瞬チラッと写ったチビエレキング

ではなく、ゲストの少年・カンタ。

 

ウルトラ怪獣シリーズ 05 エレキング

ウルトラ怪獣シリーズ 05 エレキング

 

 

小学生の身空ながら「人生に疲れた時」って一体どんな生活を送っているんだい・・・?

 

そしてあの児童劇団臭あふれる演技がなんか鼻についてねえ・・・。

上手いんだろうけど、なんかイラッとしません?皆さん。

 

 

テレビ賛歌を映画でやるという矛盾 グッドモーニングショー 感想

こんにちは!

 

今回は映画「グッドモーニングショー」の感想です。

 監督・脚本 君塚良一

 

あらすじはこんな感じ↓

朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター澄田真吾(中井貴一)はある日、勝手に付き合っていると思い込むアシスタントの小川圭子(長澤まさみ)から生放送中に自分たちが交際している事実を打ち明けようと言われる。

その上プロデューサーの石山聡(時任三郎)から番組の打ち切りを宣告されるなど、散々な展開に落ちこむ。さらに突然起こった立てこもり事件の犯人(濱田岳)からの要求で、澄田が現場で犯人と交渉する羽目になり……。

 

この映画の監督君塚さんというのは、残念ながら映画好きからはあまり評価されていない。

だから正直「どうなのかなあ」と若干不安になりながら見ましたか、意外や意外、良かったですよ!

自分が君塚さんの作風にハマったのか、それとも彼がたまたま作風を変えて本作を作ったのかはわかりませんが退屈しないで見られましたよ!

脚本(シナリオ)通りにはいかない!

脚本(シナリオ)通りにはいかない!

 

 

基本的なストーリーがまず面白いですし、冒頭の何げない演出が後半に活きてきたりする演出も非常に良かった!

だから一本の映画としては面白かったし、お勧めできる水準に達していると思います。

 

ただこの映画のテーマって「ワイドショーって確かに下世話だし、大衆の興味(=視聴率)が最優先で倫理を踏みにじることもある。でもワイドショーを作っている人たちは真剣だし、それが人の命を救ったり希望を与えることもある。

刹那的であることがテレビ的な面白さにも通じる。あー、テレビってやっぱり最高ですわ!!!」というものだと思う。

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 君塚さんはもともとテレビ出身の人ですしね。

 

で、このテーマって映画を見てるときはわりとすっと「あー、そうかもねえ」と入ってくる。

でも、映画を見て少し経つとこう思うんです。

「あれ?なんでテレビ賛歌の映画見せられてるんだ?」

「ん?なんでテレビ最高!って映画に言われてるんだ?」

 

そうこの映画、映画という媒体でテレビという媒体の素晴らしさを謳いあげるものになっているんです。

これってなんか変じゃないですかね?(笑)

 

気にならない方もいるとは思います、映画として面白かったならそれでいいじゃないか、と。

確かにそう。

 

でもなんとなーく「あー彼のこういう無神経なところが映画ファンを怒らせるんだろうなあ(笑)」という気もする。

人によっては「面白ければいいじゃん!」、でもまたある人によっては「けしからん!」。

そういう賛否両論ある映画だと思います。

賛否両論 笠原将弘 鶏大事典

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これを「お仕事ムービー テレビ編」だととらえる人もいるでしょう。

例えば「ハッピーフライト」みたいに航空会社を舞台にした傑作映画もあるし、これは結局「航空会社で働くのって色々あるけど最高だよね!」というメッセージの映画です。

 

それは良い。

なぜなら映画と航空会社というのは遠い業界だからです。

ハッピーフライト ファーストクラス・エディション [Blu-ray]

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でも映画とテレビは違う。

そこで働く俳優やスタッフに求められる能力は共通している部分も多い。

映画とテレビというのは極めて隣接した業界です。

なんなら一部被ってるとすら言える。

 

例えるならこの映画はAKB48のライブ会場に「ももクロ命!!!」と書かれたTシャツを着ていくことに等しい。

それを許容できるかできないかが、この映画を良い映画と思えるかどうかの分水嶺となるでしょう。

 

 

 

どうあがいてもB級映画(笑) 「ヘルボーイ(2019)」 感想

こんにちは!

 

今回は映画「ヘルボーイ」の感想です。

ヘルボーイ:地獄の花嫁

ヘルボーイ:地獄の花嫁

 

 監督 ニール・マーシャル 脚本 アンドリュー・コスビー マイク・ミニョーラ 

 

あらすじはこんな感じ↓

地獄で生まれ、地球で育てられた悪魔の子・ヘルボーイ。超常現象調査防衛局(BRPD)のエージェントとして活動する彼のもとに、英国中を荒らし回っている人食い巨人を退治せよとの指令が下る。そこでヘルボーイは暗黒時代に封印されたブラッドクイーンが1500年の眠りから覚めたことを知る。

人類への復讐心から地上を魔物の世界へ変えようと企むブラッドクイーンの野望を打ち砕くため、霊媒能力を持つ少女アリスやジャガー人間のベン・ダイミョウ少佐らとともに地球を守るための決死の戦いを挑む。

しかし、ヘルボーイを王として迎え入れようと企てる彼女の甘言と魔力により、世界を滅亡させてしまうほどの強大なパワーを手に入れてしまう。ロンドンの街を破壊し尽くす戦いは、やがて天変地異へと発展していく。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4_(2019%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB) 2019/10/10

 

 ・一言で言うと

 R15ゆえのゴア表現のエグさが楽しい悪魔ぶっ殺す系エンタテイメント作品。

図解 悪魔学 (F-Files No.027)

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しかし、後述する理由から どうあがいてもB級映画(笑)

 

・ビジュアル・演者

hellboy-movie.jp

このサイトの「キャラクター欄」にのっているクリーチャーたちを見ていただきたい!

 

人食い巨人・呪われた老婆・豚人間等々、まごうことなき西洋のクリーチャー

 例えば巨人が人間を喰うシーンとか、変に情感を込めずにさらっと描くのでそれが逆に恐ろしい。

「うわ。本当にいそう」感というか。

 

そして、敵が悪霊なのでけっこう普通に怖いんです(笑) 

いきなり出てくるし。

 

そしてなんといっても主人公のヘルボーイ

ヘルボーイ [Blu-ray]

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真っ赤な赤鬼みたいばブサイクフェイスで、ショットガンをぶちかまし、敵をぶん殴りと非常にかっこいい反面、意外と涙もろい&うたれ弱かったり、若干ファザコン気味だったり、ヒーロー(あの世界観にマッチしてない謎のナチス倒すマンはだれ?(笑) 同じコミックスのヒーロー?)に興奮したりと意外とそこは「ボーイ(少年)」なのが面白い。

 

・演出・脚本

またさき、クビもぎ、人体真っ二つ、撃ったあと・切ったあとの欠損した人体をしっかり見せていく! といったR15ならではの振り切った表現は非常によろしいと思います(笑)

 

ただ話がダイジェストっぽいというか。

物語のテンポがいいのとはまた違う、ドラマシリーズのダイジェストか?という感覚。

「間」というか「余韻」がないんですよね。

 

・疑問点・不満点

ぽんぽん話進みすぎ (笑)

 

例えば「何者かに重要キャラが殺された!→クソ!どうしよう・・・→大丈夫よ!私最強の霊能力者!」(この間5分)とか、「女王を倒せる剣なくなっちゃいました・・・→最終決戦で床ぶち抜いたら発見しました!」とかご都合展開がすぎる(笑)

上の「余韻がない」とも共通するんですが、とにかく尋常ではないスピード&偶然の連続で物語が進んでいくので、どうしても「行間を欠く」というか「マンガの重要な部分を映像化しました!」感が出ちゃうんですよね・・・。

 

テーマ・コンセプト

 一応「善悪の基準は視点によって変わる」というのがテーマでしょうかね。

例えば人間世界では英雄とされているアーサー王やマリーン(ガンダルフと呼ばれてる笑)が悪役的な描かれ方してますしね。

アーサー王と円卓の騎士―サトクリフ・オリジナル

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ただそこらへんも気づいたら微妙に論点がずらされて解決するので、あくまで「一応」ですね(笑)

 

・満足度 72%

そもそも真っ赤で悪魔と人間のハーフで最強なやつと、トラ人間と最強霊媒師のトリオが地獄からやってきた使者と対決する物語には共感できるポイントはありません(笑)

 

ダンナ様は霊媒師 視える人だけが知っているこの世をラク~に生きるコツ

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だからそういう観客の共感を誘う映画ではない。

 

そこにダイジェスト感あふれる物語展開。

そしてやたら目玉狙いすぎなグロ表現の数数。

 

結果どうなるか?

それは金のかかったB級映画が出来上がるのです(笑)

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エクストリームな表現と雑な内容が相まってどうあがいてもB級映画

それがこの「ヘルボーイ」なのです(笑)

 

君は傑作「キュア」「回路」を見たか!? 鷺巣義明著「恐怖の映画術」 感想

こんにちは!

 

今回は鷺巣義明著「恐怖の映画術」の感想です。

 

これは「リング」呪怨」などの「Jホラー」が隆盛を極めていたころ、そのJホラーを作り上げたクリエイターにインタビューをしたものです。

 

例えば、脚本家・高橋洋、漫画家・伊藤潤二、監督・清水崇などなどなどのビックネーム!

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そしてなんといっても今や日本を代表する映画監督となった黒沢清 

近年も「リアル 完全なる首長竜の日」「クリーピー 偽りの隣人」「散歩する侵略者」などを監督している彼ですが、そんな彼がバリバリホラーを撮っていたのがこのころ。

 

クリーピー 偽りの隣人 豪華版[Blu-ray]

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「カリスマ」「降霊」「ドッペルゲンガー」「大いなる幻影」などですね。

 

その中で特にご紹介したいのが「回路」「キュア」の二つ!

この二つは本当に 面白いので是非見ていただきたい!

 

・「回路」

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「もしインターネットで現世と霊界が繋がってしまったら?」という設定の下に描かれるホラー。

といっても「ギャー!」というよりはゾクゾク・ゾワゾワ怖いという感じ。

 

特にラスト付近の「・・・え?」という感じはすごい!

 

 

全26冊! 下駄夫の備忘録シリーズ 9月 小説・コミックエッセイ篇

6今月下駄夫が読んだ本を備忘録として残しておきたいとおもいます。

それだけではつまらないので、今月のベスト・ワースト本を決めたいと思います。

 

  1.  阿修羅ガール
  2.  ループ

    rimokongetao.hatenablog.com

     

  3. アンの愛情
  4. すーぴやしずく ポタージュ

    rimokongetao.hatenablog.com

  5.  エス

  6.  ビッチマグネット

  7.  ダーリンは72歳

  8. はとバスで東京観光してきました
  9. 常識の路上
  10. りえさん手帖
  11. 子育テーゼに完敗
  12. ナルニア国物語 1~7
  13. ! !! !!!
  14. 私が殺しました×7
  15. バースデイ
  16. イキルキス
  17. 平和の星 ジ・アザー
  18. 裸一貫つづいさん

 

今月のべすと1 鈴木光司作「ループ」

ループ (角川ホラー文庫)

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貞子の物語がまさかこんなところにたどり着くとはねえ・・・。

賛否両論あるでしょうが、自分は好きです。

 

今月のワースト1・・・ はとバスで東京散歩してきました

はとバスで東京散歩してきました

はとバスで東京散歩してきました

 

 

内容が薄すぎ。

とにかく薄っぺらい。

これはひどい。