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小説 ふたりはプリキュア!感想 本編感がすごい!安定の出来! 

こんにちは! 初代プリキュア・リアタイ世代の下駄夫です。

 

今回は現在も続くプリキュアシリーズの始まりの作品、「ふたりはプリキュア!」の小説作品の感想です。

 

 

 

 

 

 

これは、以前記事にした、小説仮面ライダーシリーズのプリキュア版の第一作品目ですね。↓

 

rimokongetao.hatenablog.com

 

感想としては、「本編感がすごい!」ということ。

 

なぎさ・ほのかをはじめ、キャラクターの雰囲気がすごく良く出ていましたし、敵の行動・お話の進め方(ハッピーガッパーというゆるいグッズを使うんですよ笑))も、すごく本編の空気感をうまく再現してましたね。

 

本作の時系列は本編の中で、ふたりの中も深まり、戦士として熟練し、キリヤが敵だと分かったぐらいのタイミングですね。

 

本作でフィーチャー(フューチャーじゃないですよ笑↓)されるのは、主役二人に加えて、キリヤとほのかのおばあちゃんです。

 

rimokongetao.hatenablog.com

 

特にほのかのおばあちゃんは三人目の主人公とでも言うべき扱いでした。

本編中では、なぜかやたら、ほのかの謎の行動に理解があり、同時に「ふたりがプリキュアであることを知っているのでは?」という描写もありますが、この小説でその謎とおばあちゃんの秘密が明かされます。

 

ひとつだけヒントを言うと、おばあちゃんとほのかはよく似てるってことですね(笑)

 

また、キリヤの、人間と怪人の間で揺れる心情も表現されており、本編を補完する作品にもなっています。

 

未来と過去がリンクするシーンなどもあり、ファン向けの小説としては文句のない完成度だと思います!