こんにちは!
あらすじはこんな感じ↓
どんな美人でも仕事ができても30代以上、未婚、子ナシは負け犬!大ベストセラー『負け犬の遠吠え』から6年。「なぜ我々は負け犬になったのか?」そのさらなる答えを求めて、著者は韓国、中国に飛んだ!かの地で出会った同胞=負け犬たちの生き方を通して浮き彫りになった、我ら“負け犬”真の敗因とは?
https://www.amazon.co.jp/dp/4062772760?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/9/6閲覧
「負け犬の遠吠え」で30代以上の未婚の女性の通称「負け犬」を定着させた(余計なことをした笑)エッセイスト・酒井順子(この人自身も負け犬ではある)。
その彼女が隣国、韓国・中国での「負け犬事情」を調査・報告しているのがこの本でございます。
これが彼女のいつも通りの読みやすい文章、説得力のある内容、止まらぬ自虐、と非常に面白い。
特にタイトルにあるように、日本・中国・韓国でお見合いの文化が主流でなくなってからの「負け犬」の増加の原因を「儒教」に見出すのはなかなか斬新ですし、納得もできる。
詳しい内容は是非読んで確かめていただきたい!!
今まさに「負け犬状態」になっている方々は特に「わかるわかる!」が連発されると思います。
ちなみにこの本で一番度肝を抜かれたのは、韓国語で「負け犬」のことを「老処女」と表現する、ということですね。
「老いた処女」(韓国では儒教の教えにより婚前交渉は基本的にタブーであるため、未婚=処女ということになるらしい、今では多少状況は変わっているようですが)というのは、なかなかインパクトの強い字面ですよね(笑)
ということは、韓国では未婚の男性は「老童貞」ということになるんでしょうか?(笑)
いやだなあ、「老童貞」。
なんかもう、色々敗北している感がすごいです。
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