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「運命を仕組まれた子供たち」とアスカ 惣流・式波・大人アスカ・真希波マリ博士 「シン・エヴァンゲリオン 劇場版」 考察

こんにちは!

 

今回は「シン・エヴァンゲリオン 劇場版」 の考察です。

 

一番くじ ヱヴァンゲリヲン新劇場版 セカンドインパクト B賞 アスカ フィギュア ローソン限定カラーVer.

㊟ この記事は「シン・エヴァンゲリオン 劇場版」のネタバレを含みます!

ご注意ください!!!

 

 

今回の主役はアスカです!

「シン・エヴァンゲリオン 劇場版」である意味いちばん報われなかったキャラと言ってもいいのかもしれません。

前々から予想していた人が多かったように、使徒になってしまっていたことが判明しましたし、自分の命をかけて戦ったわりに、そこから明確に何かが得られたわけでもないですしね。

 

また、そもそも彼女は一体何のために戦っているのか?戦った先に何があるのか?とも考えてしまいます。

もはや人間(リリン)ではなく、成長できない彼女は周囲と溶け込むこともできない。

眠ることも、食べることもない。

何の愉しみも感じていないように見える彼女の人生は何処に向かうのか。

 

最後にケンスケと結ばれた、と解釈する人もいると思いますが、自分は二人がカップルとなったわけではないのかなあ、という気がします。

幼少期のアスカを慰めてくれる存在としてケンスケが描かれたように、二人はそれこそ補完関係といいうか、互いに補い合う、親子あるいは兄と妹のような、精神的に繋がり合った家族のような存在になったのだと思います。

(まあそれはある意味恋人ができるよりも素晴らしいことではありますがね笑)

 

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・「運命を仕組まれた子供たち」と式波タイプ

 

そんなアスカは今回の「シン・エヴァ」で式波タイプという、綾波レイのように人工的に作り出されたクローン人間であることが判明しました。

終盤の描写を見るに、式波タイプの中でもネルフ内での競争に勝ち抜き、特に優れた能力を持っていたのが、僕たちがよく知っているアスカである、と。

 

そして綾波タイプや式波タイプは、成長度合いや感情などをあらかじめインプットされた存在なのです。

それゆえに「運命を仕組まれた子供たち」なのですね。

クローン体であったレイ、アスカ、カヲル、クローン人間ではないもの行動・感情を計画の元コントロールされていたシンジの4人が「運命を仕組まれた子供」であるわけですが、マリはどうなのでしょうね?

 

個人的にはマリもクローン人間ではありますが、少なくともネルフの管理下にはない(クローンだとしてもネルフ以外の場所で作られた存在?)ようなので「運命を仕組」まれてはいないのかなあ、と。

 

さらに妄想を広げると、綾波タイプが碇ユイをベースに作られたように、式波タイプは真希波・マリ博士をベースに作られたものだったら面白いな、と思います。

 

rimokongetao.hatenablog.com

 

この記事で書いたように、真希波・マリ博士が人工的に作りだしたクローン人間が式波タイプであり、真希波・マリ博士のDNAを完全にコピーし、知識や人格をも移植した存在が真希波・マリ・イラストリアス、そういう意味でアスカとマリは姉妹であり、親子でもある、という設定だったりしたら最高なんですがねえ。

(マリがアスカを異常なまでに可愛がっていたのも、そういう背景設定があるとしたら面白いなあ、と思います)

 

 

・惣流と式波タイプの関係性

TV・旧劇で出てきたアスカである「惣流・アスカ・ラングレー」と新劇場版の「式波・アスカ・ラングレー」。

この姿形がそっくりな二人ですが、この二人の関係性はどうなっているのか?

 

結論から言えば、たぶん関係ないと思います。

たまたま姿形が似てしまっただけで、無関係なのではないか、と。

 

ただそれじゃあつまらないので妄想を広げると(笑)、惣流をオリジナルとして式波タイプが真希波・マリ博士によって作られたんだとしたら面白いなあ、とは思います。

惣流は後述するように旧劇のサードインパクトを生き抜いた存在ですから、世界にとってすごく大切な存在だと思うのです。

だとすると、様々な並行世界の知識を持つであろうゼーレから新劇場版世界に惣流の情報が提供され、そこから式波タイプが作られた、とか考えるとすごく楽しい(笑)

 

rimokongetao.hatenablog.com

 

・大人アスカは何者?

ゴルゴダオブジェクトで様々な世界に旅をしたシンジ君。

その中で明らかに「旧劇」のラスト以降の世界がありました。

あの「気持ち悪い」の後、おそらく14年が経ち、28歳となったアスカとシンジが出会います。

あの部分、何やら久しぶりに出会ったようなニュアンスを感じるので、シンジ君はあの後、アスカの元から立ち去ったのでしょうね。

さて、あそこのアスカですが、あれは明らかに新世紀エヴァンゲリオンに出てきた惣流・アスカ・ラングレーが大人になった姿です。

 

だって式波のアスカはエヴァの呪縛で大人になれないわけですから、あの大人の色気たっぷりのアスカでは絶対ありえないわけですんでね(笑)

 

   

 

・式波アスカが出会ったアスカは何者?

式波アスカがエヴァの内部で出会ったアスカ。

あれは一体誰なのか?

可能性としては、クローンのオリジナルである惣流、使徒(?)がアスカに擬態している、アスカの本心を映したもう一人のアスカ、の三パターンが考えられますね。

個人的にはたぶん、もう一人のアスカだと思いますが、皆さんはどう思われるでしょうか?

 

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