こんにちは!
今回は映画「暗黒女子」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
セレブ女子高生が通う、聖母マリア女子高等学院。ある日、学院の経営者の娘で、全校生徒の憧れの的だった白石いつみがなぞの死を遂げる。校舎の屋上から落下したのだが、自殺か他殺か、それとも事故なのかもわからない。やがて、いつみが主宰していた文学サークルの誰かが彼女を殺したという噂が学院中に広がっていく。
いつみの親友だった澄川小百合は、サークルの会長を引き継ぎ、部員が自作の物語を朗読する定例会を開催する。今回のテーマは「いつみの死」。それぞれを“犯人"と告発する作品が発表されていく。物語は5つ、動機と結末も5つ―――
果たして真実はあるのか?
https://www.amazon.co.jp/dp/B072C4P4T3?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/4/13閲覧
まずキャストが良いですよね。
飯豊まりえ・清野菜名・玉城ティナの三人は今かなり来てる女優さんですし(映画やドラマで良く見る)、清水富美加さんは別の界隈で輝いてらっしゃいますし(笑)
それに特オタとしては、仮面ライダーフォーゼの清水富美加、キョウリュウャーの飯豊まりえ、トッキュウジャーの小島梨里杏と特撮出身者が多いのも嬉しい!!
内容も良いんですよ。
5人の女子高生がそれぞれ友人の女子高生の死について語る。
それぞれがそれぞれ食い違い、真実が分からなくなる。
と思ったら!
ある真実が明らかになり・・・、とまったく退屈しません。
結局ねえ、ここにはクソ野郎(女郎?)しかいないんですよ!!
全員が全員、けっこうエッグい秘密を持っているんですが、自分語りをする時は巧妙にそれを覆い隠し、自分は美しく可憐な女子高生である、と他者に見せつけようとする。
全員が全員、エゴの塊と言うか、悲劇のヒロインになりたい病というか。
それに輪をかけてエグイのが、飯豊まりえ演じるサークルの中心人物。
こいつは本当にゲス極まりないやつで、全部わかったうえで(パブリックイメージとしての)「清楚なお嬢様女子高生」を演じているというか。
本当に腹黒さがエグイ・・・(笑)
ただ詳しく検討していないのでわからないですが、おそらく清水富美加演じるすべての真実を知る女子高生。
彼女もおそらく嘘をついているんでしょうね。
こんなドロドロな雰囲気の映画の中で、彼女だけがピュアに本当のことだけしゃべってるとは思えないし。
どこまでも底が見えない、非常に面白い映画でした!
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