こんにちは!
今回はアニメ「映像研には手を出すな!」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
高校に入学した浅草みどりは、アニメを作るのが夢だが一人では行動できない小心者。浅草は友人の金森さやかを誘い、アニメ研の見学に行くが、そこで水崎ツバメと遭遇。親から反対されているが、アニメーター志望の水崎は浅草と意気投合。金森は教師にハッタリをかましてまるめこみ、「映像研」を立ち上げ、バラックの部室も確保。アニメで「最強の世界」を作るため、3人は奮闘する。
よく出来たアニメでした!
痒い所に手が届くというか、(主人公たちが製作するアニメ内・外どちらも)リアリティラインがしっかりとしており、隅々まで演出が行き届いている感じがしました。
ロボットや怪獣、UFOなどのお話をここまでしっかりと掘り下げてくれるのも堪りません!!(笑)
また主人公がアニメを作る動機が「最強の世界を作りたいから!」というのも良いですね。
引っ込み思案でコミュニケーションが苦手だけど、スイッチが入ると覚醒する、天才タイプの主人公。
その彼女がアニメを「最強の世界」の行先に求めたのも納得ができるんですよね。
実写映画だと、理想のルックスの俳優が見つからなかったり、空の色が思った通りになならなかったり。
つまり「誰かとイメージを共有しないと世界を作れない」わけです。
だけれども、アニメの場合は自分の手で人物も背景もロボットも、紙の上に書けば世界が出来上がっていく。
初期の頃の新海誠のように何から何まで一人で全部やれば、「すべてを自分のイメージ通りにつくることができる」わけで、それこそがつまり「最強の世界」なわけです。
そんな主人公にはすごく共感しますね。
ただ12話だと物足りないです!!
個人的には、主人公と読者モデルアニメーター(名前忘れた)が喧嘩する回が見たいですね(笑)
この二人、実は根幹の部分で分かり合えてない気がするんだよなあ・・・。
まあそこは二期に期待ですね!!
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