こんにちは!
今回はゲーム「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド 2nd」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
ガイナックス制作によるSFアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を題材にしたビジュアルノベルの移植作。ストーリーは原作とはまったく異なる完全オリジナルで、TV版の第26話を彷彿とさせるパラレルワールドを舞台におなじみシンジ、アスカ、レイの3人がもう1つのエヴァ・ストーリーを紡ぎ出す。ストーリーは、レイを選ぶか、アスカを選ぶか、それともカヲルを選ぶかによって大きく変化。登場キャラクターは16人で、全員アニメと同じキャストによるフルボイスとなっている。グラフィックは、PC版で書き下ろされた新規グラフィックをリファインしてさらにパワーアップ。
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・良いところ
エヴァの声優さんがフルボイスとはいかないまでも、けっこうな部分でボイスがあるのでエヴァファンとしては非常に聴きごたえがあります。
こういう明らかな外伝系はあまり興味がないのですが、声優さんのボイスがついているかついていないかで「本物感」が大きく違ってきますよね。
個人的には「遊べるドラマCD」として楽しんでいました。
また、アスカ、レイ、カヲル君とシンジ君のラブラブエピソードが楽しめたり、トウジとヒカリの純情物語が楽しめたり、本編のような凄みはありませんが、先ほども書いたように、本人ボイス付きの外伝と割り切ってしまえばなかなか楽しいです。
・悪いところ
① 章ごとにリセットされる好感度
物語は7章に分かれており、その中で半分以上で「誰を選ぶか」で物語が変化していきます。
しかし、基本的にその選択が章をまたいで影響することはありません(一つだけ例外アリ)。
なので、今までレイルートだったのに、最後に選ぶのはアスカ、みたいなこともできてしまいます。
これはねえ・・・、なんかあんまり意味がない気が・・・。
ちなみに自分はカヲル君ルートを選んでいましたが、最終的にカヲルルートはありません(碇)
② テンポが悪い
例えば教室から保健室に行くとしたら、一回教室を出て廊下に行き、そこから保健室へ。
次に屋上に行きたかったらまず保健室を退室し、また廊下を一回挟んで、屋上へ。
といった具合に、一個しか選択肢がないのにわざわざプレイヤーに選ばせるという、「意味あるか?この時間」というのが多すぎる。
③ボリュームが少ない
全7章中、最後の二章はほぼムービーを見るだけ。
真ん中の4,5章は、選択によってどちらかひとつしかプレイできない。
一周するのにかかる時間は、どんだけ迷いまくっても3時間はかからないなあ、という感じ。
短い!
④意味のない難しさ
街の作りが複雑で、明らかにプレイヤーを迷わせようとしています。
で、この難しさって「エヴァンゲリオン」という作品とは一切関係がないですし、そもそもエヴァの本編で出てきてすらいない。
「そこ難しくされても・・・」って感じなんですよね。
・まとめ
自分がプレイしたのはPS2版だったのですが、色々な機種に移植されているのでそこそこ人気はあるのでしょうね。
ちなみにこのゲームで一番優遇されているのはケンスケですね。
彼が待望の予備パイロットに描かれ、彼のパイロットスーツ(黄色のプラグスーツ)を見ることができる!
ミサトさんよりも出番がある!
ケンスケファン歓喜の作品なんです、何気に(笑)
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