こんにちは!
今回は「シン・エヴァンゲリオン 劇場版」について考察したいと思います!
・主人公碇シンジ
まず当たり前のことから確認します。
エヴァンゲリオンの主人公は誰でしょう?
そうですね!
碇シンジですよね!
「何を当たり前のことを言っているんだ!」と思われるかもしれませんが、今回の考察では大事なことなので確かめてみました(笑)
さて、エヴァンゲリオンというのは、実は一貫して碇シンジの物語です。
破とQの間が描かれなかったのも、そこで碇シンジが活動していないからでしょう。
まずはエヴァンゲリオン=碇シンジの物語ということを頭に入れて下さい。
・エヴァンゲリオンの物語の終わりに必ずおきること
現時点でエヴァンゲリオンの物語には3つの終わりがあります。
TV版、旧劇場版(以降、旧劇)、漫画版の三つですね(ANIMAは無視します笑)。
実はこの三つの物語の終わりには共通したポイントがあります。
それは「シンジが新しい世界で生きていくことを決意する」ということです。
TV版では人類補完計画が達成された世界で、(理由はよくわかりませんが)シンジは自己肯定し、新しい世界を受け入れます。
旧劇ではインパクトの後の新しい月面世界(?)でシンジはアスカを殺すのをやめ、二人で生きてこうとしています(まあ拒絶されちゃってますけどね笑)
漫画版では、四季を取り戻した世界でシンジ君は新しい学校の入試に挑みます(おそらく合格し、学園生活を送るのでしょう)。
このような具合で、「エヴァンゲリオンの物語では、古い世界が終わり、新しい世界へとシンジ君が移行、そこで生きていく」という展開がお決まりなのです。
(まさに死と新生)
ということは、今回の「シン・エヴァ」でも同じことが起きると考えてもおかしくはないでしょう。
つまり、「3.0+1.0」の「3.0」パートで古き世界の終わり(新劇場版の終わり)が描かれ、「1.0」パートで新しい世界(シン・エヴァンゲリオンの始まり)にシンジ君が移行するのでしょう。
そして、そのきっかけが「ファイナルインパクト」なのでしょうね。
・シンジ君がたどり着く新しい世界とは?
では、「シン・エヴァンゲリオン」で具体的にシンジ君がたどり着くのはどんな「新しい世界」なのでしょうか。
今回のメインはその考察なのですが、これにはいくつか候補があります。
①序説
「1.0」とはつまり「序」のこと。
「ファイナルインパクト」を経て、シンジ君はもう一度「新劇場版」の物語を最初からやり直し、そこでいままでとは違う「シン・エヴァンゲリオン」の世界を作り上げる、というお話。
これはこの記事で詳しく書いていますね。
ただ最近、この説は違うんじゃないかなあ、という気がしています。
根拠としては、タイトルの「1.0」の「0」の線がはみ出ていること。
しかも隣の「3.0」よりももっとはみ出ている。
ということは、序の「1.0」(線がはみ出ていない)と「シン・エヴァ」の「1.0」は別物と捉えた方が良いのではないか、と。
②学園エヴァ説
仮面ライダージオウ最終回みたいな感じですね。
詳細はこちら↓
③シンジ君の息子の物語説
「シン」と銘打つくらいですから、今までのエヴァンゲリオンとは別物。
つまり、エヴァンゲリオンが存在しない世界に行き、シンジ君は普通に大人になり、父親になる。
エヴァンゲリオンはある意味で「父と息子」の物語ですから、シンジ君が新しい次元に行くには、もういっそ親になるしかないんじゃないかと。
そして、彼が父親として息子と接することで、ゲンドウを理解できるようになるんじゃないか、という説ですね。
④数十年後説
③と似ていますが、③の説は世界をループして、そこで普通にシンジ君が生きる、という話でした。
こちらは、ループも何もなく、ただ地球環境が元に戻り、序破Qの出来事の延長線上の世界での数十年後、という説ですね。
⑤CG説
これ以降は、「シン」とは「新しい表現法」の話であり、「いわゆるアニメ」ではない、別の表現法で描かれるのではないか、という説ですね。
そうすれば見た目から「新しい世界に来た」ことが表現できますからね。
そこで、CGですよ!
キャラも建物もすべてCG!
「another impact」でも「エヴァをCGで表現する」ことに試みていますしね。
⑥実写説
同じ「シン」の名を持つエヴァンゲリオンでは「実写」でやる可能性もありますよね。
「旧劇」でも実写が一部入ってきていましたしね。
⑦特撮説
特撮大好き庵野秀明。
いっそエヴァンゲリオンをウルトラマンのように着ぐるみで表現!なんて可能性も。
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