こんにちは!
今回はアニメ「ふしぎの海のナディア」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
時は、1889年。花の都パリでは、万国博覧会が華やかに開催されていた。世界中の科学や文化の粋が集まったそのイベントに、人々は来たるべき20世紀、科学万能の時代の到来を予感し、夢見ていた…。そんな科学の進歩は地球を急激に狭くしつつあったが、まだまだ未知なるロマンと冒険があふれた時代でもあった。
そんな中、世界中の海で謎の巨大生物“海獣”が出没し人々を恐怖に陥れていた。その海獣によって父親が行方不明になってしまった発明好きの少年・ジャンは、万国博覧会の会場で謎の少女・ナディアに出会う。ナディアに一目ぼれしたジャンは、ひょんなことからナディアとともに冒険へと旅立つことに――。
彼らを待ちうける運命とはいったい?
https://www.amazon.co.jp/dp/B005FYEJ1C?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/5/3閲覧
庵野秀明監督作品。
エヴァンゲリオンと世界観が繋がっているともいわれていますね。
というか、初期の段階ではそういう設定だったそうですし、ナディアとエヴァのキャラクターが共演(らしきことを)しているので、「エヴァの前日譚」として見てみても面白いかもしれませんね。
そもそもエヴァのネルフやゼーレの持っているテクノロジーってかなり高度ですから、この「ナディア」で語られたように宇宙人が地球にテクノロジーを持ち込んだのかもしれませんし。
ということは、人類が存在する前に既に存在していたという死海文書とは、アトランティス人が書いた人類創造の工程表であり、その死海文書をつかさどるゼーレは実は生き延びていたアトランティス人の末裔・・・?
などと妄想すると色々楽しいです(笑)
以下、各編の感想を。
・序章
正直6話まではけっこうキツかったです。
NHK教育アニメ臭というか、「この庵野版タイムボカンを40話見せられるのか・・・」とちょっと恐ろしくなったんです。
でも、7話でアトランティス関連の話が出てきてからはグングン面白くなったので安心しました(笑)
やっぱりこういうSF的ギミックがないとね!!
・ノーチラス号編
ナディア世界を縦に横に拡張する部分ですね。
定番ですが、やはり21話の展開にはびっくりしましたね。
あそこまで濃密な大人の愛と憎しみの物語をやるとは・・・。
・島編
アニメにおける作画崩壊の語源となる「島編」。
確かに今までのシリアスはどこへやらって感じで、あってもなくても良いような、どうでもいいギャグ回&作画崩壊が延々と続きます。
とはいえ、事前に「島編はひどい」という情報だけは知っていたので覚悟はできていたから、そこまでひどいとは思わなかったですね。
ま、息抜きにはいいんじゃないでしょうか(笑)
・最終決戦編
ナディア&ネモ船長とガーゴイル&ネオの最終決戦です。
長きに渡った因縁についに終止符が!!
島編で緩み切った空気をビシッとしめてくれますね。
文句なしに面白い!
個人的に、ニューノーチラス号がすごくAAAヴンダー(エヴァQ)みたいだなあと思いましたね。
どっちも大塚明夫さんが出てますし(笑)
まとめ
エヴァとの世界観のつながりが噂される本作。
「シン・エヴァンゲリオン 劇場版」公開に向けて見てみるのも一興じゃないでしょうかね。
庵野監督がナディア要素を最終作にぶっこんで来る可能性も、なくはないかもしれませんし!!(笑)