こんにちは!
今回は矢島綾作「鬼滅の刃 しあわせの花」の感想です。
大人気鬼滅のオリジナルストーリーを描く小説シリーズ第一弾。
今回は五本の短編が収録されております。
・しあわせの花
タイトルにもなっているメイン?のお話。
妹であるネズコへのタンジロウの想いがなかなか哀しいですね。
鬼になった妹に、いわゆる「普通の幸せ」はもうないのだろう、とうすうす考える兄の切なさ。
そう考えると鬼であることを気にせずネズコへの愛?を表明するゼンイツは意外と良い奴、なのかも?
・誰が為に
ゼンイツの切ないラブストーリー。
というか、片思い顛末記。
まああるあるですよね、憧れのお姉さんのために必死になって頑張ったけど、恋人がいました、というパターン。
まあひと夏の思い出?ということで。
・占い騒動顛末記
今回もゼンイツがメイン。
これは完全にお笑い回ですね(笑)
漫画やアニメなどのデフォルメされた表現でみるとそこまで感じませんが、文字で書かれると、泣き叫びまくるゼンイツはけっこうヤベー奴に思えてきますね。
・アオイとカナヲ
無口なカナヲとその上司であるアオイの心情を巡る静かな物語。
カナヲが変わることができたのはタンジロウのおかげやら、ウズイに連れさられた~というところから時系列も見えてきますし、物語を補完する意味がすごく出ているいい回だな、と思いましたね。
・キメツ学園物語
富岡先生がメインのギャグ回ですね(笑)
富岡先生を脳内でCV櫻井孝宏で再生するとさらに面白いっす(笑)
アニメ版のキメツ学園もそうですが、本編とは違う、あのはっちゃけた演技が良いんですよねえ。
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