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擬似姉妹最高 「ご注文はうさぎですか?? 〜Dear My Sister〜」 感想

こんにちは!

 

今回は「ご注文はうさぎですか? 〜Dear My Sister〜」の感想です。

 

 

 

 あらすじはこんな感じ↓

 木組みの街で過ごす二度目の夏、ココアは今年もみんなとたくさん思い出を作りたいのですが、駅のホームで一人たたずんでいます。いったいどこへ……?
ラビットハウスではいつもの楽しい時間が流れますが、そんな中、チノは少しだけ勇気を出して、みんなを花火大会に誘ってみることにしたのでした。

原作:Koi(芳文社まんがタイムきららMAX」連載)/監督:橋本裕之/原案・脚本:Koi、橋本裕之/キャラクターデザイン:奥田陽介/副監督:かおり/美術監督:平栁 悟/撮影監督:峰岸健太郎/色彩設計:佐藤美由紀/編集:高橋 歩/音楽:川田瑠夏/音響監督:明田川 仁/アニメーション制作:production doA/配給:ショウゲート

ココア:佐倉綾音/チノ:水瀬いのり/リゼ:種田梨沙/千夜:佐藤聡美/シャロ:内田真礼/マヤ:徳井青空/メグ:村川梨衣/青山ブルーマウンテン:早見沙織/ティッピー:清川元夢/チノの父:速水奨/モカ:茅野愛衣/ココアの母:皆口裕子/リゼの父:東地宏樹/真手凛:木村珠莉

 

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大人気かわいい女の子しかでてこないアニメ「ご注文はうさぎですか?」シリーズのOVA作品。

劇場で予告を見た記憶があるので期間限定で劇場上映もしていたはずです。

 

まあでも、映画館でみるようなもんでもないっすけどね(笑)

 

むしろ自宅で一人で見て、良かったシーンを巻き戻したりなんぞして楽しむ一品かと(笑)

 

まあ「ごちうさ」としては、多少のイベントはあるものの、いつも通りかわいい女の子達がきゃっきゃうふふしているだけの作品です。

 

ただこの作品をみて「ごちうさってうまかったなあ」と思うのは(ここまでヒットした要因だなあと思うのは)「女の子がイチャイチャしている」という状況の中に「擬似姉妹」という要素を埋め込んだことかなあ、と。

 

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どういうことか説明するために、少し話は飛躍しますが、いまのオタク界隈(アニメ・ラノベ・コミック界隈)の二大潮流を確認しましょう。

今アニメ・ラノベ・コミック界隈は基本「転生もの」か「同性同士でゆったりまったりイチャイチャ系」のどちらかです(笑)

 

この両ジャンルがヒットしている要因として共通しているのは「自分が持っていないものを直視させられずに済む」ということだと、自分はおもっています。

 

例えば「同性同士でイチャイチャ系」の作品では、基本的に恋愛が発生することはありませんし、仮に発生したとしても「自分とは別の世界の話だから傷つかないで済む」のです。

また「転生もの」はモロにそうで、異世界に転生するわけですから、視聴者がいる現実世界とはまったく別のルールで運用されている世界なわけで、そこで何が起きようとも「だって別の世界の話だし」と自分を慰めることができるわけです。

 

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勘違いしないでいただきたいのは、自分は別にそういう作品が好きな人を否定してるわけではない、ということ。

そもそもアニメも漫画も小説も映画もドラマも、すべて「つまらない現実とは違う世界に逃避できる」という効能があるわけですしね。

 

昔は「ロボット」や「未来世界」や「美少女ハーレム」だったものが、今はよりわかりやすい形の「異世界」と「同性イチャイチャワールド」に変わった、というだけの話ですから。

 

で、ここからが本題なんですが(笑)

今空前の「異世界」と「同性イチャイチャワールド」ブームなわけですが、そうなってくると本屋さんには同じような内容のラノベやコミックが大氾濫するわけです(笑)

そういった大量の類似作品の中から比較的優れた作品が映像化されるわけですが、それも大本の発想はだいたい同じなので、結果「なんか似たようなアニメが最近いっぱいやってるなあ」となる(というか自分はなっています笑)

 

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特に「同性イチャイチャ系」はほんとうに似てますよね。

「中学生か高校生(たまに大学生)の女の子(たまに男の子)」が「趣味や学校生活」を「熱くなることなく、ゆるっとまったりと日常をすごす」みたいな。

 

今回の「ごちうさ」もモロこのジャンルの作品のパターンなわけですが、「ごちうさ」はそこに前述したように「擬似姉妹」という要素を埋め込んだ!!

「擬似」ということは、本物の姉妹ではないわけです、もちろん。

 

   

 

でもそれだからこそ、「実の姉妹で愛し合うのってちょっと・・・」という批判も「いや、本物の姉妹じゃないですから!」とかわせるし、「そもそも本物の姉妹ってこんなに仲良くねーし(まあ幼少期のいさかいとか容姿格差とか親のひいきとか実際にはそういうドロドロしたこと色々ありそうですしね)」というツッコミも「いや、本物の姉妹じゃないですから!」とかわせる(まあ今作に出てくる本物の姉妹も相当イチャイチャしてましたが笑)。

 

同時に「女子の友達でこんなイチャイチャしないし!」とか「お風呂で洗いっことかsないし」という言う(無粋な)ツッコミも「いや、擬似とはいえ姉妹ですから!」とかわせる。

 

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そう、つまり結論として「擬似姉妹って女の子同士がイチャイチャする言い訳としてめちゃくちゃ便利で使い勝手がいい」わけですし、そこが「ごちうさ」の発明だったな、と。

 

そんなことをニヤニヤ作品を見ながら考えた次第でございました。

 

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