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内館牧子著「女はなぜ土俵にあがれないのか」 感想

こんにちは!

 

今回は内館牧子著「女はなぜ土俵にあがれないのか」の感想です。

 

女はなぜ土俵にあがれないのか (幻冬舎新書)

女はなぜ土俵にあがれないのか (幻冬舎新書)

 

相撲は古代の神事から格闘技、そして「国技」へと鮮やかな変貌を遂げながら、一三五〇余年を生き抜いてきた。日本人の豊かな精神性が凝縮されたこの伝統を、「男女共同参画」や「グローバリズム」などという、現代の価値観で踏みにじっていいのだろうか?誰よりも相撲を愛し、相撲研究のために大学院にまで飛び込んだ人気脚本家が、「聖域としての土俵」誕生の歴史に迫り、「土俵の女人禁制」論争に終止符を打つ。

 

https://www.amazon.co.jp/%E5%A5%B3%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%9C%9F%E4%BF%B5%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%8C%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%86%85%E9%A4%A8-%E7%89%A7%E5%AD%90/dp/4344980026?SubscriptionId=0RYS4FKCB8D90Y669QR2&tag=hatena-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4344980026 2019/11/4閲覧

 

 

この本は女性の相撲研究家が、「土俵に女性を上げないことを肯定する」本です。

 

まず最初にこう宣言されます。

 ハッキリと申し上げておく。

私は土俵の女人禁制を、男女差別とは思っていない。

女が土俵に上がる必要はない。

 

 

 

彼女の主張をすごく簡略化すると「相撲は神事であり、儀式であり、伝統である。それにはきちんとして理由があり(その説明に本書の大半は費やされる)、また女性をある特定の条件下(後述)であげることもゆるされる。だとしたら伝統を捻じ曲げてまで上げる必要性はない」、といったところで。

 

ではその条件は何かと言うと(詳細は省きますが)、土俵は結界が貼られている間は土俵だが、結界が解かれればただの土の塊であるので、結界が解かれている間なら女性も上がることが出来る、というもの。

 

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21世紀のこの時代に結界だなんだと「こいつまじか」という感じですが(笑)、これ本文を読むとまあ、一応理屈は通っている。

だからまあ、人によっては「そういうことなら女性をわざわざ上げなくていいんじゃない?」というかもしれない。

 

でも自分はやっぱり「女性を土俵にあげない」というのは時代遅れ、だと思いますよ。

 

この本では「相撲知らないやつがごちゃごちゃ言うな」というスタンスが一貫して貫かれていますが、まずそのスタンスが「ないわあ」という感じ。

この本で問題になるのは公的事業として女性が土俵に上がらなければいけない場合なのですが、じゃあそういうポジションにある人は相撲について熟知しているのか?していなければいけないのか?

 

そもそもなぜ「相撲界」のルールが「一般理念」より優先されるのか、その根拠がまったくわからない。

 

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 「こういう伝統がありますので!」と言われたところで、それに従わなければいけない理由がわからない。

 

じゃあこの本の著者はある日、殺人一家の家をうっかり訪問して「我が家は代々研究者はぶち殺す伝統がありますので」と言われたら「そうですかわかりましたハイどうぞ」と殺されるのか。

 

 もちろんこれは極論ですが(笑)、要するに「伝統があるからといってそれがいかに時代遅れでも従わなければばらないのか?」ということなんです。

 

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別に伝統は否定しません。

でもそれはその伝統を守ることに賛成のひとだけでやればいい。

 

他人の意思や人権を踏みにじってまで、伝統って守らなければならないとは、自分はおもえません。

むしろ他人に不幸を強いるような伝統なら変えていくべきだと思う。

 

それがこの本を読んでの結論です。

 

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これがオサレか! 漫画「BLEACH」 少年ジャンプ+で48巻まで無料公開中!

こんにちは!

 

今回は漫画「BLEACH」のお話です。

 

 

週刊少年ジャンプで連載されていたバトルアクション漫画・「BLEACH」(久保帯人作)。

この「BLEACH」はネットでは「オサレ漫画」と呼ばれていますよね。

 

 

ニコニコ大百科によれば

オサレとは 「お洒落」をちょっと間抜けに言ってみた言葉である

 

意味 「お洒落」を茶化した言い方 中途半端なお洒落を皮肉って使用されるほか 単純に照れ隠しとして 「お洒落」と同様の意味で使用されることもある

『お洒落しようとしているのが見え見えで その姿が滑稽であったり恥ずかしかったりする場合』 などのように 本人と周囲との間に温度差が存在する場合などに使用される

中二病の症状の一種との見方も強い

自虐の意味を込めて自分自身を指して使用する場合など 使用用途は広いだろう

 

BLEACHとオサレ

 

「オサレ」を広く世に知らしめた、オサレの代名詞と言える漫画。作者の久保帯人は「師匠」と呼ばれ、オサレ界のカリスマとして讃えられている。オサレなファッションやネーミング、セリフ、ポエムの数々は我々を惹きつけて止まない。

BLEACH』には「オサレポイントバトル(OPB)」が採用されているなどと噂されている。これは、オサレな振る舞いによって蓄積されるOPにより勝敗が決定するというシステムである。

「格好良く名乗りを上げる」「追い詰められて本気を出す」などでOPを得ることができ、逆に「大技を相手より先に出す」「相手の言葉に動揺する」などの振る舞いはOPを失ってしまい、自身が格上だろうと敗色濃厚になってしまうのだ。 実力差や相性などの従来では重要だった要素よりOPを重視するOPBは、バトル漫画界の画期的なシステムとして注目を浴びたのである。

 

https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%AA%E3%82%B5%E3%83%AC 2020/3/24閲覧

 

 

まあこんな感じでいじられながらも愛されている漫画ブリーチ。

今年20周年プロジェクトとして「千年決戦編」のアニメ化が決定したり、原画展が開催されたりとにわかにまた盛り上がってきています。

 

そんなタイミングで「少年ジャンプ+」にて1~48巻まで無料公開されているので、読んでみました。

(記事執筆時のお話です)

 

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結果!

なぜブリーチがオサレ漫画と呼ばれているのか、理解しました。

 

 

 

特に一護と彼の父親が亡き母親について語り合う部分。

ここを読んだとき、「ああ、おれがオサレか!」と理屈ではなく感覚で理解しましたね。

そのオサレすぎる台詞がこちらです。

 

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真咲が死んだことでお前を責めたりなんかしたら 俺が真咲に怒られちまうわ ・・・

真咲が死んだのは誰のせいでもねぇよ

ただ

俺の惚れた女は自分のガキを守って死ねる女だったってことさ ・・・

そして忘れんなよ

オメーはその俺が惚れた女が

命がけで守った男なんだぜ!

 

うーん、オサレだなあ(笑)

 

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暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン14話 みがわりジロウ 感想

こんにちは!

 

今回は「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」 ドン14話 みがわりジロウ の感想です。

 

 

あらすじ↓

じかーい、じかい……


タロウを継ぐもの。
タロウに代わるもの。
タロウを超えるもの。


その名はジロウ。桃谷ジロウ!!


タロウと同時に桃型カプセルに乗って飛来した、もう一人の人間。
彼は田舎で自分の体を鍛え続けて、その時を待っていたのだ。

そして――遂に時は満ちた!!


タロウがいなくなったこの瞬間!
お供たちが道を見失うこの瞬間!
新たな〝リーダー〟が生まれる瞬間!

その道を照らす新たな光!!


お前が主役だ桃谷ジロウ!! これからのドンブラザーズはまかせたぞ!!!


監督:渡辺勝也

脚本:井上敏樹

 

https://www.toei.co.jp/tv/donbrothers/story/1228312_3246.html 2022/3/10閲覧

 

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タロウの次はジロウ!

田舎の街に住んでいる、ヒーローにあこがれる青年。

周りの反応を見るに、街の変わり者というか、変な奴扱いされていたんでしょうかね?

なんとなくちょっと寅さん的な空気を感じるというか。

愛されそうな感じ?(笑)

 

そしてタロウは一見復活したように見えましたが、やっぱり復活していなかった?

必要な時だけ一時的に復活するんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

そしてキジノ!

最愛の妻が傷つけられたことで怪人化?

闇抱えてるなあ、この男。

 

そしてその妻/なつみ?

ついに犬と出会いましたが・・・。

 

このハイペースでやってて一年持つのでしょうか?

というか、一年やるのか?

まさか半年で終わったりしないよね?(笑)

 

 

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デジモン ゴーストゲーム 第28話 「顔取り」 感想 

7こんにちは!

 

今回は「デジモン ゴーストゲーム」 第28話 「顔取り」  の感想です。

 

 

あらすじ↓

  ある日の夕方、宙は、ガンマモンを“はじめてのおつかい”に送り出した。心配しながら後を付けていると、宙の耳におかしな声が聞こえ始め、その場から姿が消えてしまう。

 

https://www.youtube.com/watch?v=m2nZIzjZWKo 2021/12/12閲覧

 

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今回は顔を奪う阿修羅。

デジモンにこんなタイプもいるんですね。

ちょっと仏像というか、GANTZっぽい?

 

 

 

 

 

 

顔を奪ったあと仮面みたいになるのは、やさしさ?(笑)

ゴーストゲームだったらもっとエグい方法もやりそうですね。

奪われた部分がグリッとえぐれるとかね(笑)

 

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仮面ライダーリバイス 第29話「クランクイン!メモリー・オブ・ヒロミー!」 感想

こんにちは!

 

今回は「仮面ライダーバイス」 第28話「怖れを超えて疾風迅雷!己を信じ一心同体!」

 の感想です。

 

 

あらすじ↓

 

 行方不明だったヒロミ(小松準弥)が生きていることがわかった。しかし、一輝(前田拳太郎)大二(日向亘)によると、ヒロミはこれまでの記憶をすべて失っているらしい。ならば!と狩崎(濱尾ノリタカ)はヒロミの記憶を取り戻すため「思い出ムービー」を作ろうと提案する。

 バイス(声・木村昴)さくら(井本彩花)も加わり、失敗を繰り返し全員ボロボロになりながらも、なんとか撮影は終了。つづいて編集作業へ突入する。

 まずはバイスが、一輝とバイス仮面ライダーに変身したところからデッドマンズとの戦い、大二の仮面ライダーバイスへの変身、さくらの仮面ライダージャンヌ変身までを編集する。しかし、あまりにバイス中心の映像に一輝らがブーイング。「俺たちの活躍を入れろ!」と一輝がPCを操作した途端、編集データを消去してしまい…!

 なんとかデータを復旧。大二とさくらでヒロミが仮面ライダーデモンズに変身し、一輝ら三兄妹とデッドマンズを壊滅させたが、デモンズドライバーによってヒロミが窮地に陥っていくまでを編集する。

 そんな映像を見た狩崎は、自分が危険を承知でヒロミをデモンズに変身させたのは、最強の仮面ライダーを作るためだけでなく、赤石長官(橋本じゅん)からの命令があったから、と弁明。赤石はデモンズドライバーに潜むベイル(声・津田健次郎)の力を利用しようとしたのだった。ヒロミへの償いのために力を貸してほしいと頭を下げる狩崎の思いを、大二とさくらもしっかりと受け止める。

 ヒロミが行方不明となってからは、さくらがウィークエンドに加入。そして狩崎の編集で、リバイスがボルケーノバイスタンプで人間と悪魔の分離に成功したものの、狩崎の父・真澄(声・藤真秀)が開発したローリングバイスタンプで変身したジャックリバイスが暴走。一輝とバイスが入れ替わるなどのピンチに陥るが、狩崎が開発したサンダーゲイルバイスタンプで解決し、誕生した仮面ライダーバイスオルテカ(関隼汰)を撃破するまでをまとめ「思い出ムービー」は完成する。

 突如現れた新たなギフテリアンも一輝とバイス仮面ライダーバイスに変身し完全撃破。大二はフェニックスへ、さくらはウィークエンドに合流、一輝はしあわせ湯を守りながら戦いを続けていく決意を固める。改めて家族の絆の強さを確認した一輝だったが、五十嵐家の家族写真から一輝の姿が消えていくのを知る由もなく…。

 一方、赤石長官は人類を次なる段階、退化へと導こうとしていた。その眼前には完全復活したギフの姿が!

脚本:内田裕基
監督:葉山康一郎
アクション監督:渡辺 淳 ジャパンアクションエンタープライズ
特撮監督:佛田 洋 特撮研究所

 

https://www.tv-asahi.co.jp/revice/next/ 2022/3/13閲覧

 

 

 

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今回はまさに総集編。

記憶を無くしたヒロミさんに向けて、というテイ。

ヒロミさん、便利に使われてるなあ・・・。

 

 

 

 

 

総集編ではありますが、これを見たからといってリバイスの物語においつけるか、というとなかなか、どうでしょうね(笑)

それにしてもヒロミさん、本編で帰ってくることはあるのでしょうか?

 

 

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ワッチャプリマジ! 第23話「最後の試練 みんなでセンター!」 感想

こんにちは!

 

今回は「ワッチャプリマジ!」 第23話「最後の試練 みんなでセンター!」 の感想です。

 

あらすじ↓

エキシビションのセンターは、5人全員で!そう決めたまつり達は、打倒ジェニファーに向け、最後の猛練習に励む。しかし、ウンディーネはその様子を心配そうに見つめていた。ある日、突然練習場にやってきたウンディーネはまつり達に、「最終審査よ」と言い放ち、合宿所の裏山の頂上まで来るように伝える。互いにサポートしながら山頂を目指すまつり達。しかし、ついにれもんが体力の限界を迎え、しかたなく休憩をとることに。みんなの足を引っ張って申し訳ない、そう謝るれもん。しかしまつりは、れもんのおかげでこの合宿が楽しかったのだと、話を始める……

 

https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/primagi/episodes/ 2021/10/25閲覧

 

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今回は絆を固める物語!

本当に5人でチームアイドルになっていきそうですね。

 

 

 

 

 

ただ劇中でも言っていましたが、この激烈個性の5人がひとつのチームになるって・・・。

なかなか大変だぞ・・・。

でも星空を見て5人が手をつなぐところなんか、すごく良かったなあ・・・。

 

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映画「ドクターストレンジ マルチバースオブマッドネス」の感想 各論編 後半

こんにちは!

 

今回は映画「ドクターストレンジ マルチバースオブマッドネス」の感想 各論編 後半 です。

 

 

・ドクターストレンジつらすぎ問題


今回片想いしていた相手を諦めるという辛い現実に向き合ったストレンジ。
彼がもう少し若かったらもっと違う結末になっていたかもしれませんが、ビターな終わり方でした。


今回は色々なストレンジが出てくる訳ですが、この片想いというのは、かなり大事な要素でしたね。
ダークストレンジはこの片想いのせいで別世界の自分を殺しまくってましたしね笑
しかもだいぶサラッと流されてましたが、この、恋愛が成就する世界はないという悲しさね笑


辛すぎる!

 

マルチバース?問題

 

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今回のスカーレットウィッチ強すぎません?笑
こんだけ強かったら単体でもサノス倒せてたんじゃ、、、。
というか実際、別世界のアベンジャーズ瞬殺してましたしね笑


いくら不意をつかれたとはいえ弱くね?とちょっと思ってしまいましたね。
でもこの世界のアベンジャーズはこのメンツでサノスを、倒したわけで。
じゃあこの世界のサノスならスカーレットウィッチは倒せてたってこと?
なんかよくわからん!笑

 

 

 

あと今回も「スパイダーマン ノーウェイホーム」に続き別シリーズのオリジナルキャストを引っ張ってきたり、別世界のヒーローをレジェンドキャスト引っ張って演じさせたわけですが、その割にはなんか扱いが雑な気が笑

みんな見せ場もあんまりなく殺されるし。

ただマルチバースを巡る描写は面白かったですね。


アニメになるところとか特に!

 

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・ヒーローもヴィランもない?


今回インカージョンというワードが出たように、これからはアースごとが争っていく内容になっていきなうなmcu
それに向けて善悪の区別を無くそうとしているのではないか、と言われていまきたが、今回はまさにという感じでしたね。


だってメインの敵は別世界のドクターストレンジ(自分自身)と元ヒーローですよ?
もはやヒーローがヴィランになるわけで。
単純なヒーローの時代はもう終わったのか、、、。

 

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・ホラージャンルのフルコース映画!


今回の監督、サムライミ。
スパイダーマン三部作の人であると同時に、ホラー映画の巨匠でもあります。
今回もそのサムライミの特色がわりと出ていた印象ですね。
かなりサムライミしてました笑

 

その中で感じたのは、ヒーロー映画というフォーマットに載せることで、いろんなホラー映画のジャンル描写をやりまくってるなあ、と。


魔女、魔物、黒魔術、悪霊、ダークファンタジーなどは当然として、スカーレットウィッチ頑張ってるのね出てくる部分なんてのは心霊ホラーっぽい描写でしたし、スカーレットウィッチが鏡から出てくるところは貞子っぽくてJホラー。

 

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勝手に家具が動くのはポルターガイストですし、スカーレットウィッチが別バースのワンダに成り代わろうときたのはポルターガイストとも捉えられます。
そもそも死者に囚われるのはホラーの王道ですし、すこしホラーの定義を広げれば、恐ろしいクリーチャーが襲ってくるのもホラーっちゃホラー。

 

そして何よりゾンビですよ!
あっさり死んだ別世界アースのストレンジの死体がまさかゾンビとして復活するとは!
そうきますかとなりましたね。
しかも悪霊の力を得てパワーアップするし、ゾンビの動きの描写なんかはかなり力入ってましたしね。


手が地中からバッ!と出てくるのはさすがに笑いましたね。
なんかあのシーンを見て、全てを許す気になりましたよ笑


ああサムライミ、これがやりたかったのね、と。

 

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基本的には自分の個性を挟みつつも職人に徹して演出している印象でしたが、最後の最後でタガが外れた感じがして良かったなあ。
この映画はこの暴走があったからなんか許せちゃいましたね。

 

最後といえば、わりと理不尽な理由で理不尽ないたずら?をされたおじちゃん。
彼が最後に一応救済されて良かった!

 

ただ彼の身に降りかかったことってだいぶ理不尽でしたよね?笑
ここにちょっと自分はサムライミ監督の「スペル」風味を感じました。


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